凸版印刷:DVD版フリーペーパーを発行
凸版印刷では,日本初の広告収入型フリーDVD,codeNEO第2号の配布を5月20日より開始した。
DVD版フリーペーパーとして3月に創刊されたcodeNEO は,25歳から35歳の男性をメインターゲットに想定。著名人インタビューなどの特集企画,映画・音楽や,ゲーム,ライフスタイルなどのコンテンツで構成し,DVDのメディア特性を活かした情報提供を行っている。
収録コンテンツと連動したバナー広告が表示でき,DVD視聴から関連サイトへの誘導,また長尺映像による説得型広告など,ネット連動のプロモーションが可能となった。
また,ポイントDVD機能搭載により,クライアントが自社広告映像の視聴回数に応じて,サービスポイントを供給することも可能で,閲覧率の向上が期待できる。
さらに,同名Webサイトに会員登録窓口を設けてユーザからの情報収集を行い,コンテンツに反映していく予定だ。当面は隔月での発行予定。GEO, wip,ヴィレッジヴァンガードなどの各店舗,映画館などで配布している。
KDDI:携帯電話でGoogle検索
KDDIは,7月からauのインターネットサービスEZwebに,Googleの検索エンジンを採用することを明らかにした。モバイル向けとPC向けコンテンツを統合した検索サービスを提供していく。このサービスは最新端末だけでなく,CDMA 1Xなどの既存端末でも利用可能だ。
Googleの検索ボックスは,EZwebのトップメニューに配置し,モバイル向けコンテンツの検索機能を向上させる。例えば,アーティスト情報を検索する場合,これまではカテゴリごとに関連する公式コンテンツへのリンクのみが表示されて,それぞれに入ってさらに検索する必要があった。
今後は,Google検索で,アーティストに関連する楽曲・アプリ・書籍・ショッピングなどの具体的な情報に,直接アクセス可能になる。また,検索結果に加えて,検索キーワードに沿ったテキスト広告が表示される。これによりユーザにあった広告・情報を提供する予定だ。
NEC:iPod連動のEラーニングシステム
NECは,デジタル携帯プレーヤー,iPod向けに教育コンテンツを配信するとともに,受講履歴管理などを行うEラーニングシステムを製品化し,5月から販売開始した。
既存のEラーニングシステム「i-Collabo.LMS」に,新開発のPodCast対応オプションを連動。 PodCastingによる配信コンテンツを簡易な操作でサーバに登録できるのが特長だ。また,学生ごとの受講履歴管理,オンライン提出されたレポート管理など,LMS(Learning Management System)の持つきめ細かな管理機能を有している。
学生としても,自らのiPodにダウンロードしたコンテンツを学外で閲覧するだけでなく,同時に明確な受講履歴を学校側へ提出できる。
はてな:認証API公開で外部アプリと連携強化
はてなでは,「はてな」以外のWebサイトやアプリケーションとの連携強化を図るため,「はてな認証API」を4月24 日より公開している。
「はてなダイアリー」や「人力検索はてな」などの多様なサービスを提供する,はてなの登録ユーザ数は現在40万 人(2006年4月24日時点)。
今回,「ユーザログイン機能の導入が大変」「はてなユーザ向けのユーザ認証が難しい」といった外部開発者の要望に応え,外部アプリケーションのアカウント管理をはてな側で行えるようにした。
まず外部開発者が,認証APIを利用するための「APIキー」を取得し,アプリケーションに認証APIの設定用リンクと APIキーを設定する。ユーザがそのサービスのログイン画面にアクセスすると,自動的にはてなサイト側へアクセスして,ログイン完了。ユーザは,パスワードをはてなの外部サービスに取得されることはない。
将来的には,認証時にはてな内のアプリケーションを操作するAPIとの連携など,はてな認証APIと各サービスのAPI との連動機能拡張を想定している。
総務省:地デジ対応受信機の普及率15%
総務省では,地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査を実施し,その結果を5月26日に公表した.同調査は,3月8日より調査票を郵送.47都道府県の男女15歳以上80歳未満の個人を対象に,有効サンプル数4,006件が集まった.
地デジの認知度は全体の85.6%に達した.また,地デジ対応受信機の世帯普及率は,2005年3月末調査時の8.5%から15.3%に上昇.テレビの買い替え,買い増し時に購入を検討するとの回答が66.8%と,受信機の普及は比較的順調に推移している.購入時に重視するポイントとしては,「価格」を上げた人が78.6%(複数回答)と多かった.
一方,アナログ停波に関しての認知度は85.7%まで達したが,停波時期(2011年)となると,未だに全体の32.1%にとどまる.総務省では,さらに認知度を高めるために,従来からのキャンペーン協力販売店での放送終了告知シールの店頭貼付に加えて,6月1日より,賛同メーカーから,出荷時のテレビ受信機への告知シール貼付を開始する予定だ.
KDDI,KDDI研,NHK技研:携帯向けコンテンツ保護に新技術
KDDI,KDDI研究所,NHK放送技術研究所は,ワンセグなどの携帯・移動体向け放送に応用できるコンテンツ保護技術を共同開発した.同技術に関しては,5月25−28日に行われたNHK技研の一般公開時にも展示された.
デジタル放送では,高品質の映像・音声配信が可能な反面,コンテンツ保護が課題となっている.とくに携帯電話や移動体用小型端末では,機器の計算処理能力という制約のある中で,暗号復号処理などを行わなければならない.
今回,KDDI研究所が開発した暗号方式,K2を採用.暗号化されたコンテンツを視聴するために,あらかじめユーザ端末側でダウンロードしたライセンスキーを用いてリアルタイムで復号する.
K2は,同種のコンテンツ保護技術に比べて高速,処理負荷が軽く,携帯・移動体端末との親和性が高い技術として期待されている.また,この技術はコンテンツ保護以外に,視聴選択制のコンテンツ提供にも転用できるという.
会報「VEHICLE」2006年5月号 Vol.18 No.2通巻206号
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