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第1回FAGAT総会報告

FAGATの経過

1996年2月に日本の呼びかけで東京において韓国, 中国, タイそして日本の4カ国が一同に集まり, 準備会を開催した. その後, 同年6月に(社)日本印刷技術協会のFAGAT関係者がマレーシア, フィリピン, シンガポールを訪問し, 第1回FAGAT参加への呼びかけを行った.

1. 第1回FAGAT総会の全体日程

  • 開催日 - 1996年9月9日から11日まで
  • 開催場所 - 池袋サンシャインシティ・文化会館
  • 参加国 - 韓国,中国,タイ,マレーシア,フィリピン,シンガポール,日本
  • 参加人数 - 六カ国から22名, また情報交流会には116名の国内からの参加者も加わり, 成功裏に終了した.

日程明細

1996年
9月 9日(月):午前/工業見学, 午後/第1回総会と歓迎会
9月10日(火):終日/情報交流会と交流レセプション
9月11日(水):15:00まで情報交流会
9月12日(木):プリンテック’東京見学

2.総会

議長・宮城荘三郎(社団法人日本印刷技術協会), 議長補佐・斎藤不二男(社団法人日本印刷技術協会)のもと,池袋サンシャインシティ・文化会館710号室において開催された.

(1)開会挨拶 - 宮城会長

    我が国では昔から印刷は文化の母といわれてきたが,ボーダレス化時代になって情報も国境を越えてグローバルになってきた. 生産拠点,マーケットもグローバル化, 当然,人,もの,金の往来がグローバル化すれば,情報の流れも国際化する.
    電子機器の発達により文字・画像情報も双方向で受信できるようになった.紙媒体にアウトプットする印刷も国際的に最も適した地域で生産するのが可能になった.そのためには双方の技術的なインフラ整備が必要, これは情報機材・関連機材の整備も意味する.
    アジア印刷技術情報フォーラムは,そのためのテーブル, お互いに交流して高度情報化社会のための貢献をめざしたい.そのためにフォーラムの総会で活発な意見を賜り, 有益な会にしたいと考えている.

(2)中国からの委任状

    中国はビザの関係でこの総会に出席できず, 議長に権限を一任された. 情報交流会から参加した.

(3) 総会討議内容

    1. 設立準備会で提案した規約について全員一致で承認下
    2. 第1回年次フォーラムの収支予想についての報告−
      経費についてはなるべく簡素化して開催できるよう発表された.
    3. 第2回年次フォーラムの開催について −
      1997年9月, 韓国での開催が決定した.
    4. 情報レポートの発行について −
      各国の状況によって異なるが年3回情報レポート(ニュースレター形式のもの) を発行し, 相互交換することに決定した.
    5. 次期の役員選出について−
      規約の第4章1-(2)-2)を確認. 第2回FAGAT開催国の韓国が次期役員に就任した.

(4)準備中であるJAGATのホームページが総会終了後, FAGATメンバーに紹介された.

(5)共同記者会見が行われ"アジア印刷技術情報フォーラム"が正式に発足した.

(6)総会参加者 (下記に参加代表団体を紹介) 歓迎パーティがサンシャイン60摩天楼58Fで開催された.

韓 国大韓印刷工業協同組合連合会
マレーシアMalaysian Printers Association
フィリピンPhilippine Printing Technical Foundation
シンガポールMaster Printers' Association
タ イThe Federation of Thai Printing Industries
中 国中国印刷技術協会
日 本社団法人日本印刷技術協会

3.情報交流会を文化会館502号で2日間開催

  1. 塚田益男最高顧問(JAGAT)の 歓迎挨拶

    現在はあらゆる面でグローバル化され, また技術のデジタル化とともに世界中でこれらを前提条件に高度な技術が必要とされる時代になりました. しかし, その反面ボーダレス化とともにさまざまな 要求ももたされ, 厳しい時代に直面して参りました.
    このFAGATが私たちアジアの文化を見失うことなく, 電子技術の開発発展のため継続され, 情報を相互交換して印刷業界の先駆者となられることを希望します.

  2. 各国の情報交流会テーマ

    9月10日
    シンガポールの印刷事情 / Mr. Tan Boon Khiong Jeffrey
    マレーシアの印刷事情 / Mr. Yong Khoon Sam
    フィリピンの印刷事情 / Mr. Bernabe A. Kitani Il
    韓国の印刷教育について / Mr. Jick-Seung Kim
    特別講演 ― マルチメディアと印刷産業 / 島袋 徹(凸版印刷株式会社)
    9月11日
    タイ印刷産業の方針 / Mr. Pathom suthathikulchai
    中国の印刷教育について / Mr. Bai Xiangmin
    DTP認証制度について / 山内 亮一(JAGAT)

  3. 情報交流会レセプション

    22名の各国代表者, およびオブザーバーそして日本国内から116名の関係者があつまり, 宮城会長の挨拶, ご来賓の挨拶と共に和やかに交流した.

4. 開会期間中

前後して錦明印刷株式会社・和光イメージングセンター, プリンテック'96東京を見学した.

今回, 7カ国一同は初めて顔を合せたがそれぞれの異なった文化や状況の中で"FORUM"という目的と概念に基づいて理解しえたと思う. 私たちは情熱をもってこの仕事を成功させていきたいと思います.


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