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News Clip (199905)1999年6月7日
■新日本法人,ハイデルベルグジャパン設立ハイデルベルグ社は新しい日本法人として,ハイデルベルグ・ジャパンを設立した。ハイデルベルグPMTのすべての資産,負債を譲渡し,4月1日から独ハイデルベルグ社の直営店として再スタートをきった。ハイデルベルグ社が進めているグローバル政策の一環として,生産と販売が一体となった直販体制を構築することが狙い。ハイデルベルグPMTは4月1日付けで営業のすべてを新会社に譲渡し,同社を解散,清算手続きに入った。また,ハイデルベルグ・プリプレスも同様の手続きを経て,4月中に新会社に統合される。■凸版,デジタルプリプレスセンター完成凸版印刷は,主力工場である板橋工場内に最新鋭設備を備えたデジタルプリプレスセンター(略称DPC)を完成,稼動を開始した。DPCでは大容量サーバによる基幹ネットワークシステムを導入し,製版処理の完全DTP化を軸に顧客からのオンライン入稿,リモートプルーフ出力を実現。DPCで編集した最終データを,自社開発の面付けシステムを介して最新のダイレクト刷版システムにつなぎフィルムレスを実現。川口・坂戸・朝霞の各工場間とデジタルネットワークを構築し,最終データから,即印刷につなげる体制も確立した。■ソニー,Eメールマガジン配信サービス開始ソニーは電子メールの配信サービスを行うWebサイト「パブジーン」を開設,発信者(作家)と受信者(読者)を結ぶポータルサイトとして事業拡大を目指す。電子メールを利用してインターネット上で各種の情報を発信・収集することができる。広告収入で運営され,簡単な登録だけで無料でシステムを利用できる。情報はビジネスからエンターテインメントまで分類されており,個々のニーズに応じた利用が可能という。電子メールマガジンを発信する作家2000人の参加を見込んでいる。http://www.pubzine.com/■DNP,リアルタイムコンテンツ配信サービス大日本印刷は,インターネットサービスMediaGalaxyの新しいメニューとして,ビジュアルの自動生成技術を駆使したリアルタイムコンテンツ配信サービスを開始した。マクロメディア社が開発した技術,更新頻度の高いグラフィカルなコンテンツを自動的に作成する「マクロメディア・ジェネレータ」を利用して,インターネット上でのリアルタイムなコンテンツ配信を行う。交通情報,天気図,チケット情報,金融情報など,速報性が求められるコンテンツをグラフィカル,かつ効率的に作成し,リアルタイムで配信するもの。■電子出版物フォーマットを提案三菱商事とネットワークアソシエイツ(NAI)はNAIのコンピュータウィルス対策およびネットワークセキュリティ関連ソフトのオンライン販売に関する代理店契約を締結した。三菱商事は関連子会社である電子商取引サービス会社,ワン・ギャラクシー・ソリューションと共同で国内市場向けのソフトウェアオンライン販売のWebサイトb-store.comを開設,NAIの人気ウィルス対策ソフト「ウィルススキャン4.0」の販売を開始。ダウンロードによるオンライン販売価格は4200円。http://www.b-store.com/jp■広告主協会,ネット広告の研究会発足メーカーなど約300社の広告主で構成する日本広告主協会は,インターネット広告の課題や効果などを研究する専門組織「Web広告研究会」を設立した。同協会内で広告のデジタルコンテンツ化を研究している「デジタルメディア委員会」の下部組織として発足。ネット広告の効果の実証実験に伴う研究や,広告に関する新しい手法やサービスについての調査・研究と導入の促進,知的所有権,セキュリティ,プライバシーなどの諸問題,ネット広告市場の調査,欧米の関連組織・団体との交流,海外事情の調査研究などを行う。■一太郎9SGMLエクステンション発売ジャストシステムは,SGMLに対応した「一太郎9SGMLエクステンション」を発売した。タグの定義情報へ含めるためのDTDは,ISOやJISで規格されている汎用的なSGMLに対応している。一太郎9に追加するだけで,一太郎の操作そのままにSGML文書を簡単に作成できる。DTDに沿ってSGML文書を作成する「SGMLエディタ」や帳票作成に便利な「定型文書作成ツール」,SGML文書の構造を表示する「SGMLビューア」などの機能を搭載。画像などの外部実体のインライン表示も可能。価格は4万円(税別)。■JT,印刷事業を整理統合日本たばこ産業(JT)は,同社の一事業として行っている印刷部門や子会社で実施してきた印刷事業を10月1日付けで整理統合する。JT本体から印刷部門を切り離すとともに,分散している子会社による印刷事業をまとめることが狙い。子会社であるジェイティメタリック印刷に増資し,同じく子会社であるプランザートを吸収合併させ,商号変更を行い,「ジェイティプロスプリント」とする。これによって,JT印刷事業部がもっていた東京,大阪,水戸の3カ所の営業拠点および水戸の印刷工場を新会社にそのまま譲渡する予定。■凸版,グーテンベルク42行聖書をデジタル化凸版印刷は,ヴァチカン教皇庁図書館に収蔵されているグーテンベルク42行聖書(ヴェラム版,6葉欠)の修復および高精細デジタル画像化に合意し,契約調印を行った。同社は,西暦2000年に創業100周年を迎える記念事業として,東京・小石川に「印刷博物館」を設立する。今回のプロジェクトは,同博物館にデジタル画像として42行聖書を展示するために,97年から交渉してきたもの。聖書の装丁などを修復,1ページごとに写真撮影を行い,超高精細画像でデジタル化する。欠落ページは同図書館の協力でデジタル再現する。■98年ネット広告費,約114億円電通が発表した「平成10年(1998年)のインターネットサイト(媒体)の推定広告費」によると,掲載費と制作費を合わせた日本のインターネット広告費は約113億9000万円で,前年の約60億4000万円に比べ,約2倍に伸びた。調査対象は国内のインターネット上で情報提供する主要サイト(媒体)。広告料金体系が明確化された広告スペースをもつ約200サイトをもとに推計。98年前半は景気低迷の影響もあって,伸びは鈍かったが,後半にはWindows98やiMacなどの販売好調もあり,予測を上回った。99年は約198億円を予想。■紙・電子媒体を同時製作できるシステム大日本印刷は岩波書店の協力により,グループ会社のDNPデジタルコムと共同で,辞典類の煩雑な編集業務を軽減し,冊子とCD-ROM版を同時に効率的に編集できる編集データベースシステムを開発した。このシステムは昨年11月に発売された岩波書店『広辞苑』第5版の制作に活用され,冊子とCD-ROM版の同時出版を実現した。今回開発したシステムではSG MLを用いて情報を構造化することにより,辞典類の印刷物とCD-ROM版の制作データを共存させ,同時編集・制作を可能にした。今後ほかの辞典類や書籍の編集にも提案していく。■アドビ,Acrobat4.0日本語版発表アドビシステムズはPDFファイル変換ソフトAdobe Acrobat4.0日本語版を発売する。CIDフォントとWindows True Typeフォントを対象に日本語フォントの埋め込みが可能になり,フォントの有無を気にせずPDFを送信できる。PDFドキュメントの内容をオンラインでレビューし,マークやコメントを付けたり,訂正が可能。Windows版はビジネス市場向けに強化され,ドラッグ&ドロップでMicrosoft Office文書をPDF変換したり,WebページもPDF作成が可能,電子署名機能などもある。6月発売予定。(出典:プリンターズサークル 1999年5月号より) (C)Japan Association of Graphic Arts Technology |HOME|JAGATについて| |