CTP News No.3
期待される日本語版プリフライトチェッカー
CTPに限らずデジタル時代に不可欠なアプリケーションといわれているプリフライトチェッカーの日本語版がソフトウエア・トゥー、大日本スクリーンの両社から発売されている。
これは米国Markzware社のものを日本語対応にしたものである。 同社はプリフライトチェッカーのパイオニアとして著名である。
light Check日本版(Macintosh) ¥67,000.
-QuarkXpress, Pagemaker, Illustrator, Photoshop,Freehandのデータファイルに適用可能という。なお、下記からもダウンロード出来る由。
Markzware: http://www.markzware.com/
大日本スクリーン:http://www.screen.co.jp/ga-product/FC/
このプリフライトチェッカーは出力時に不可欠なポストスクリプト(EPS,TIFF等の)ファイルをチェックして、テキスト、画像等のファイルに潜んでいるポストスクリプトエラーをチェックして、その修正を促すものである。
ポストスクリプトエラーというのは、Macintoshを使用している向きには爆弾マークとともに、恐れられている代物で、見つかると同時にマシンが(マックはもとより、プリンターも、セッターも)クラッシュする嫌われ者である。
「指定されたフォントが見当たりません」、「フォントの指定がありません」、「指 定されたカラーが見当たりません」、「画像ファイルの指定フォントがありません」 、「指定されたファイルが見当たりません」、「EPSとTIFF-ITのファイルの整合がと れていません」「アプリケーションのバージョンが違います」等々が代表的なエラー である。この種のエラーがファイル中にあると、システムは音もなく停止し、白紙で出力されたりする。現像したフィルムが白紙だったら、悲惨である。時間に迫られているときには、パニックで、頭も真っ白になる。
このプリフライトチェッカーを使用すると、これらのエラーを探して、表示してくれ る。これにより出力時のトラブルが大幅に解消できる。米国の大手印刷会社では、20 %もあったこの種のエラーが、これにより、殆ど根絶でき、作業能率が著しく改善さ れたといっている。現在はこれをベースにして、統合印刷管理システムの開発が進め られている。
今回発売されているFlightCheckはそういう大げさなものでなく、個人ベースでの事前チェックを目的にしたものだ。印刷会社だけでなく、デザイナー、出版社等でもデータを渡す時点で、気軽に事前チェックが可能になっている。一部の雑誌の付録にデモ版が掲載されていた。それこそ、購入前に、事前チェックしてみるのもよいかもしれない。
(記:VMS Japan代表 久米正次)
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