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印刷界OUTLOOK2000全国に印刷・製版会社はいくつ?(企業数)2000年5月10日
●印刷会社数はこの10年で2千社以上減る長引く不況,リストラ,企業合併,成長分野の第3次産業へのシフトなど,日本の産業構造の変化もあり,印刷を含む製造業は減少傾向にあります。通産省「平成10年工業統計表 産業編」(概括編)によれば,1998年の全製造業の社数は64万3468社となっています。前回95年の調査からは,1.7%減で1万968社が減少しています。10年前の88年と比較すると,74万5108社から13.6%減で10万1640社も減少しています。毎年ほぼ1万社ずつ減っていることになります。 印刷業は98年は3万2348社となっており,88年と比較すると6.5%減で2258社の減少となっています。不況による売り上げの減少,印刷価格の下落,デジタル化の進展による得意先の内制化や他メディアの影響による印刷需要の減少,ビジネス環境や技術革新への対応の遅れによる廃業や倒産などが,減少の要因と思われます。特に小規模企業の減少傾向が目立ちます。一方,全製造業に占める印刷業の割合は,88年の4.6%から98年は5.0%と微増しています。 ![]() ●製版会社は10年で約18%減少製版業の企業数をみると98年は5492社で,95年に比較して4.3%減で,249社の減少となりました。10年前の88年6680社からは1188社(17.8%減)の減少と,印刷業に比較して減少率が高くなっています。この要因として,デジタル技術進展が印刷業より大きく影響しているからだと考えられます。製本業は98年に2953社で,10年前の88年と対比すると263社(8.2%減)が減少しました。印刷業や製版業に比較すると減少率は低くなっています。出版・印刷・同関連産業の新聞業は,98年は1144社と88年の10年前に対比して250社(17.9%減)減少しました。出版業は98年に2646社と,10年前の2271社から375社(16.5%)が増加し,出版・印刷・同関連産業のなかでは唯一,企業数が伸びました。 印刷業の規模別構成比(97年)をみると,従業員10人未満の企業が76.7%を占め,10人〜50人未満は19.4%となります。50人以上は3.9%で,そのうち300人以上の企業となると全体の0.2%で,中小主体となっていることがわかります。 ![]() (プリンターズサークル 2000年4月号より)
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