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新たなミレニアムの印刷界を考える
主旨
10年20年後に今を振り返ってみると、2000年はグラフィックアーツにとって転換点であった<ことになるかもしれない。この間の「失われた10年」は「長い不況」ではなく、かつての印刷産業を支えた土台の変化ゆえであり、従来のビジネスモデルが通用しないことをあらわしている。
各社とも努力はしているが、かつての経験が活かせず、行き詰まりが随所に目立つ。これは情報を扱う分野を中心に日本中に見うけられる問題である。JAGATでは各研究会や技術フォーラムを通じて日本共通の問題と業界固有の問題を分析し、またその結果をさまざまな媒体や印刷白書を通じて表してきた。
その中で、印刷業の問題は経営環境の変化に追従できない会社が急増したことと、今後取り組むべきキーワードに対する誤解が多いことが指摘できる。とりわけ長らく安定状態にあった印刷業の経営陣の固定観念が今日の変化への対応を妨げ、印刷業のビジョンを曇らせている。
目下重要なことは、印刷業界が行おうとしていることを客観的な目で見直し、地に足のついた着実なビジョンを各社が築くことである。ここでは、過去のモデルの通用しなくなった部分と、2000年代のトレンドの報道と実態のギャップを解説する。
要綱
◇日 時:2000年4月25日(火)14:00〜16:00
◇会 場:社団法人日本印刷技術協会 研修室
東京都杉並区和田1-29-11
◇講 師:社団法人日本印刷技術協会 常務理事 山内 亮一、理事 小笠原 治
◇参加費:一般1名15,750円 /JAGAT会員1名11,550円 /PM研メンバー1名5,250円
(PM研会員の方には専用のパンフレットを送付します。)
◇振込先:社団法人日本印刷技術協会
口座:富士銀行中野支店(普)202430
〒166東京都杉並区和田1-29-11 TEL 03-3384-3111 FAX 03-3384-3481
◇申込み:裏記申込み書に必要事項をもれなくご記入の上、FAXにてお申込み下さい。
※ 尚、お申込み後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承下さい。
◇内容問合先:研究調査部 TEL 03-3384-3113
内容
1.「不況」からの出口はあるのか?
1999年、仕事量は5%程度増加したにもかかわらず「不況感」が強まっている。価格
低下がその理由とされるが、単価下落と売上あるいは収益構造の変化を混同してはならない。
2.劇的に変わる印刷需要の予測
中小印刷業界が得意とした印刷市場は大幅に縮小する。再版制度や資源環境問題の行
方は、出版印刷物やパッケージ印刷物市場に劇的な変化を及ぼす。
3.ECで印刷市場はどう動く?
eビジネスの動向は、新しい商売の機会というよりも、強力なビジネスの協力関係が
生まれることを意味し、その一翼を担えるかどうかを問われることになる。
4.BookOnDemand、オンデマンド印刷は広がるか?
小ロット需要に応えるシステムが拡大していくが、それは従来のコスト高の部分の代
替であるので、新たなビジネスモデルを作らねばならない。
5.電子文書時代のビジネスモデル
オフィスの情報処理能力は、電子文書の生成〜蓄積〜配布の全工程がオフィス内で完結するまでになる。印刷業はどのようにして新たなるサービスをするのか。
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広告の中期展望
■ 開催日時
2000年8月30日(水)14:00-16:00
■ 趣旨
今、広告市場は、経済全体の回復に先立って上向き、いま絶好調で推移している。広告費が景気によって左右されるのは当然で、バブル崩壊時や1998年からの景気後退期には、いずれも2年連続のマイナス成長になった。しかし、結局、宣伝しなければ物は売れないから低迷する期間はそれほど長くはない。今回の景気後退期でも、1年半ほどで、景気一般よりも一足早く回復した。
しかし、媒体別に見ると、1985年以降急速に伸びて一時期、広告費全体の10%近くのシェアを占めた「展示、映像」は1992年以降減少し続け、既にピーク時の6割の水準にまで落ちた。そして、今回の景気回復局面でも下げ続けている。新聞広告も、展示・映像ほどではないが90年代に入ってからは衰退傾向にある。一方、テレビは安定した強さを保ち、DMやチラシも着実に伸びている。
広告市場は、全体としてはGDP比1.1〜1.3の範囲で景気と連動しながら動いてきたが、分野別では、マーケティングや宣伝広告手法や媒体の変化に影響されて、それぞれに中・長期的なトレンドを見せている。
今回のセミナーでは、2年前の博報堂在任中にもお話を伺っており、現在は茨城大学人文学部教授である松井陽通先生をお招きし、ニューメディア広告、インターネット広告が急速に伸び始めるといった最近の状況もふまえて、広告の中期的な展望をお聞きする。
■ 内容と講師
14:00-16:00 広告の中期展望
茨城大学 人文学部コミュニケーション学科 松井陽通 氏
1.過去3年間の広告費の推移
(1)各分野毎の動きの実態
(2)この3年間の動きの特徴
2.今後3年程度の広告市場の動向
(1)対GDP比の予想(従来に対し上がるか、下がるか、変わらないか)とその要因
(2)既存媒体別の伸長傾向予測
(3)ニューメディア広告、インターネット広告の伸長予測
■ 主催
社団法人日本印刷技術協会 印刷マーケティング研究会
■ 会場
社団法人日本印刷技術協会 アネックス 研修室
〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11
■ 参加費
一般1名 15,750円 JAGAT会員 11,550円
PM研メンバー 5,250円(メンバーの方はFAXで送付の専用申込書でお申し込みください)
■ 申込み
申込書の請求,内容の問合わせは下記へご連絡ください.
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 印刷マーケティング研究会担当
Phone: 03-3384-3113/Fax: 03-3384-3116
または,申込書を出力してFAXにてお申し込みください。
印刷マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください
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変化する出版業界 現状と展望
■ 開催日時
2000年10月25日(水) 14:00〜16:00
■ 主旨
印刷市場に打撃を与える出版流通の変革
アメリカでは、大学で使われる専門書の古書ルートが確立することによって、教科書印刷市場に大きなマイナス影響を与えている。出版物の流通の変化が印刷市場に影響を与えたひとつの例である。
日本でも、ここにきて急速に伸びてきた新しい流通ルートや本を読むシチュエーションの変化が、出版印刷需要に影響を与えると危惧される。
現在、新古書店数はすでに8000以上になったと見られる。書店数が全体で25000店程度だから、そのパワーは無視出来ないどころか完全にひとつのルートとして確立したといえるだろう。 新古書店近くの書店のコミック売上は相当低下しているという。新古書店の増加は、一般の書店に対する影響も大きいが、アメリカにおける専門書の場合と同様に、印刷需要に与えるマイナス影響もかなりあるだろう。
オンライン書店は大手書店数社に限られていたが、昨年暮れから取次ぎ、出版社連合、そして異業種、外資による参入が相次いでいる。IT、ECへの流れや2000年12月にアマゾン・ドット・コムの日本進出に刺激されたという面もあるのだろうが、本を頼んでもいつ手元に届くかわからない、さらには在庫切れなのか絶版なのかすらわからないという従来の流通問題が解消するのならば喜ばしいことである。この問題は、ネットを使えばすぐに解決するほど単純な問題ではないように思われるが、ネットであろうと従来のルートであろうと、いずれにしても、書店の販売状況と在庫状況をリアルタイムでつかめるような情報システムを作ることは不可避である。
このような情報システムが出来たときに、印刷市場に何が起きるかは明白である。頻繁な超短納期、小ロットでの印刷物発注である。そして、情報が無いために、多めに作って結局返品になるような無駄な本作りをしなくなることである。
あまり目立たないが、出版市場に大きな影響を与え始めたのが図書館である。図書館数はここ数年着実に増加し、それに伴って個人貸し出し冊数も年々増え、いまやその数は5億冊になった。現在、取次ぎ経由で流される書籍の販売部数が8億冊弱だから、いかに図書館での貸し出し冊数が多いかがわかる。
米国では、図書館の数が2万5千もあるから、図書館の予算の増加はそこでの本の購入の増加になって出版印刷市場にとってプラスであると捉えられている。しかし、図書館数が米国の十分の一に過ぎない日本では、本が買われずに図書館で読まれるマイナスの方が大きいのではないだろうか。
その他、この2年ほどで急速に増えたサービス万点の漫画喫茶も、出版印刷需要に影響を与えるのではないだろうか。
情報メディアの多様化や少子高齢化しながら減少に向かう人口動態だけでなく、急速に動き始めた出版流通の変革も今後の出版印刷需要に大きな影響を与える要素として、注目しておかなければならない。
出版市場は絶不調が続き、8ヶ月を経過した時点で2000年もマイナス成長になる可能性が濃厚になってきた。本研究会で指摘してきた構造的な問題が解消されないからだが、ここへきてさまざまな変革の動きが見え始めた。
流通面では、取次ぎの政策転換があり、さらに、オンライン書店への参入が急速に拡大していきた。従来、オンライン書店は大手書店数社に限られていたが、昨年暮れから取次ぎ、出版社連合、そして異業種、外資による参入が相次いでいる。また、既成の書店が減少し続ける中で、新古書店が出現するという動きもある。
再販制度についても、3年前に見直しの年とされた今年、その行方が大いに注目される。
出版市場、出版業界の動向いついては、毎年、本研究会のミーティグ、セミナーのテーマとして取り上げてきているが、今回のセミナーでは、さまざまな課題を抱える出版業界で、いま、どのような変化が起こりつつあるのか、また、その変化の先にどのような展望が開けるのかについてお話しをお聞きする。
■ 内容と講師
1.出版業界の状況−拡大から縮小へ
4年連続のマイナス成長−マーケット規模の推移・ 縮小する売場面積―書店の減少
2.出版業界が抱える課題
再販制度の行方・新古書店の出現・デジタル技術による流通・取引の変化(EDI、オンライン出版、ウェブ受注、オンライン書店など)・基幹システムの変化―取次の政策転換・M&A、企業提携
3.今後の出版業界の見通し
■ 会場
社団法人日本印刷技術協会 アネックス 研修室(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
■ 参加費
一般 15,750円
JAGAT会員 11,550円
PM研メンバー 5,250円
■ 参加費振込先
参加費は,下記口座にミーティング開催日の2日前までに振込み願います。なお,お申込み後の取消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願い致します。
口座名:(社)日本印刷技術協会
口座番号:富士銀行中野支店(普)202430
■ 申込み
申込書の請求,内容の問合わせは下記へご連絡ください.
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 プリンティングマーケティング研究会担当
Phone: 03-3384-3113(直通)
または,申込書を出力してFAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
プリンティングマーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください
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印刷のECの事例
JAGAT プリンティングマーケティング研究会主催 techセミナー
■ 開催日時
2000年12月12日(火) 13:00〜17:00
■ 趣旨
米国におけるEC関連ベンチャーの株価の下落をみて,ECのブームは終わったといったことが言われるが,ECはバブルではない。
ECとは何か? e-business,EC,B to B, B to C,ポータルサイトなど,ECに関して,さまざまな立場からいろいろな見方がなされことばが使われいている。印刷業界一般には,Web上で物を売ること,印刷物の注文を受けることといった捉え方が多いようである。
ECとは,インターネットの利用拡大によって,CALS,EDIとして進められてきたサプライチェーンマネージメントが拡張・高度化されるとともに,不特定の企業,個人を対象にした新しい調達,販売プロセスが可能となり,さまざまなプロセスにおけるコストダウン,市場ニーズへのより迅速な対応,市場拡大,新たな販売機会をもたらすなど,ビジネスの幅広い範囲に影響を及ぼすものである。e-businessは,ECの基盤として,経営情報システムの運用までを含む概念である。
今回のテックセミナーでは,印刷のe-businessを見誤らないために,e-business全体を見渡した上でさまざまな印刷業のECの事例を紹介する。
■ 内容
(1) オリエンテーション
社団法人日本印刷技術協会 常務理事 山内 亮一
印刷業でe-businessとして考えられる「SCM」「リバースオークション」「フォワードオークション」「ポータルサイト」などの電子商取引とともに,自社の情報化と運用戦略あるいは顧客のe-businessの支援について,それぞれの概要と位置づけを解説する。
(2) 顧客のe-business支援
東銀座印刷出版株式会社 情報処理本部 取締役本部長 秋葉 克己 氏
顧客の商品情報・販売実績情報を自社内で加工し,顧客に通信回線で配信し利用できるシステムを紹介する。このシステムはビジネス特許として受理された。
(3) 印刷のSCMの事例
株式会社帆風 VSM事業部 課長 根本 清 氏
制作データ入稿だけでなく,依頼の受付から進捗状況の問い合わせに対する情報提供をインターネット上で行い,顧客満足度を高めるとともに自社内の業務の効率化を果たしている。
(4) 印刷のポータルサイトの事例
株式会社フィラー 代表取締役 吉田 皓一 氏
一般顧客,業者間の印刷物発注情報の紹介サービス,人材紹介など業界に必要な情報を扱うコミュニティーサイト。今後の展開として,物流・印刷用紙購入サイト等を立ち上げる予定。 また,販売管理のASPサービスも提供したり,印刷業界の関連ニュース提供などの機能を併せもっている。
(5) webサイトの受注事例
株式会社吉田印刷所 営業部 部長 森谷 薫 氏
webサイトについて業界では早くから始めてさまざまな経験を積み,ハガキからポスター,カタログ,windows出力まで幅広く手がけている印刷受注のwebサイト。
(6) 業界標準フォーマットをベースとした印刷関連SCM
朝日新聞東京本社 広告管理部 システム担当次長 原 真樹 氏
新聞広告は電子化でどう変わるかをテーマに,広告のEDIの概要,EDIの利用・普及で広告制作がどのように変わっていくのかを解説する。
(7) 質疑応答・パネルディスカッション
■ 会場
社団法人日本印刷技術協会 アネックス 3F 研修室(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
■ 参加費
一般 22,050円
協会会員 15,750円
PM,TG,CM会員 10,500円 (各研究会メンバー1名のみ)
■ 参加費振込先
参加費は,下記口座にミーティング開催日の2日前までに振込み願います。なお,お申込み後の取消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願い致します。
口座名:(社)日本印刷技術協会
口座番号:富士銀行中野支店(普)202430
■ 申込み
申込書の請求,内容の問合わせは下記へご連絡ください.
社団法人日本印刷技術協会 研究調査部 プリンティングマーケティング研究会担当
Phone: 03-3384-3113(直通)
または,FAX用申込書をプリントアウトしてFAX(03-3384-3481)にてお申し込みください。
プリンティングマーケティング研究会,テキスト&グラフィックス研究会及び通信&メディア研究会の各研究会メンバーの方は,別途送付しております研究会メンバー用の申し込み用紙をご利用ください
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