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CMS ZONE 

印刷業界にとってCMSは大きなキーワード

【更新情報】
・「印刷OEM研究会」の活動ステップ図が入りました(下図)(2003.2.1)



■CMS ZONEでは
  • 印刷において製造の相互補完をしあうコラボレーションにおいて、特にプロセスカラー印刷のワークフローをスムーズに機能させるためには、お互いの工場環境から印刷の刷り基準までの広範な、しかも共通互換性のある品質基準が必要になってきます。
  • 印刷物においても、少なくとも同業他社のコラボレーショングループ内においては、各社が異なるプリンタや印刷機を使用していても正しい色(最終印刷物)に合わせられる必要があります。
  • このようなことを実現していくためには、印刷会社側の努力と、ベンダー側の両方が必要です。CMS ZONEでは、印刷会社側がグループで取り組んだ色に関する取組みを紹介いたします。


  • ■印刷業界は品質保証された分業体制になっているか
    印刷は発注者の要求品質に格差があり,これがさまざまなトラブルの原因ともなっている。一方の常識は他方では非常識という状況さえ起こり有る。印刷産業もクロスメディア,需給バランスに代表されるように,従来の延長線上では企業の健全性を保てない時代に直面している。
    印刷業においても生産が自社内でオーバーフローした場合,製造業一般に行なわれているように同業他社に製造を委託することが日常的に行なわれている。しかし印刷では生産を委託する際に納期や価格の契約はしても,ベタ濃度やドットゲイン,使用インキ,印刷機,さらに工場環境を含む品質管理基準を指定することは今までなかった。
    つまり,印刷製造を相互補完しあうコラボレーショングループ内において,プロセスカラー印刷の品質保証を行なうためには,お互いの工場環境から印刷の刷り基準までの広範な,しかも共通互換性のある品質基準が必要になってくる。これによってたとえ異なるプリンタや印刷機を使用していても,正しい色(最終印刷物)に合わせて印刷や出力ができることになる。

    ■印刷OEM研究会とは
    今後は印刷物であっても同業他社で生産する場合,品質保証されたOEM供給品(Original equipment manufacturing:相手先商標製品)でなければいけないという発想が必要である。
    このような課題に対して,「印刷OEM研究会」(全日本印刷工業組合連合会2005計画 共創ネットワークのグループ化事業の一つで2001年7月発足:呼び掛け人は株式会社金羊社 浅野健社長)では,「ミニマムスタンダードとしての品質基準」を策定しようと活動している。

    「印刷OEM研究会の理念」
    印刷業は多くの場合,受注量が一定しておらず,そのため要員,設備共に下限を前提としていることが多い。当然,受注量が下限より増加すれば,同業他社に外注することが日常的である。この同業者間取引(仲間仕事)に於ける品質上の契約は「見本通り」以外は皆無である。印刷物も他の工業製品と同様に定量的な正確さ(含許容範囲)が求められ始めた現在,品質上の契約が従来通りで良いのだろうか。定量的な契約項目はどうあれば良いのだろうか。必要最低限を「ミニマムスタンダード」と表現しているが,このスタンダードを業界レベルで構築したい。
    ■印刷OEM研究会の目標
    OEM研究会では枚葉オフセットをターゲットにして,定量的な品質契約をグループ共通の基準に従って日常管理をすることにより,同業者間取引を「元請」「下請」の関係からOEMを可能にする状況に進化させること。そして設備の共有へと継なげ、共創(コラボレーション)理念を具現化したいという。
    プリプレス工程まではほぼフルデジタル化して、印刷版の作成までは希望するようなデータを作れるようになった。そこで研究会では最重要生産設備でありながら、安定化という観点からは最も手ごわい相手で今までは手付かずになっていたオフセット印刷機の、研究会グループ内での一斉テスト印刷を行なった。第一段階の結果は各社に同じフィルムを支給し各社の基準で印刷した。つまり限度見本としての校正刷り無しでの印刷である。その印刷結果は大きな差が出てしまった。このことを印刷現場にフィードバックすることで、品質管理の重要さを認識してもらうと同時に、現場で実行可能な品質安定化のためのミニマムスタンダード作りを始めている。
    このようなことを実現するためのステップは,先ずは同業者で研究を進めて最終段階では発注者も交えて合理性を高めるという。研究会ではミニマムスタンダードが出来上がった次の段階では、インターネットを利用した受発注システムの構築を実現も視野においている。最終的には発注者の要求品質,即ち「感性」の数値化にも挑戦したいという。

    ■展示内容
    印刷OEM研究会の14社が直近に行なった,「同一の版データによる各社基準でのテスト印刷」の結果を展示いただく。共通テストチャートによるテスト印刷と,詳細な周辺データまでを整理した分析結果などが展示される。


    ○ご案内

    会期/2003年2月5日(水)〜2月7日(金)
    会場/池袋サンシャイン 文化会館 CMS ZONE


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    会場:
    文化会館4F展示ホールB PAGE2003 テーマZONE内

    出展社一覧

    出展社名
    全日本印刷工業組合連合会 2005計画 共創ネットワークグループ

     「印刷OEM研究会」

    2003/1時点の印刷会社メンバー:厚徳社,三松堂印刷,水上印刷,紫紅印刷,青森オフセット印刷,星野一誠堂,金羊社,互恵印刷,プレシーズ,日本レーベル印刷,木元省美堂,れいめい,ミズノプリテック,今野印刷,ユーメディア
    2003/1時点の協力ベンダーなど:日本プリンティングアカデミー、小森コーポレーション、大日本インキ化学工業、大日精化工業、ダイヤミック、東洋インキ製造、三菱製紙、菱栄機械

    プレゼンテーションコーナープログラム
    展示会場の一角に設けられたステージで,テーマZONE出展社による約30分のプレゼンテーションが毎日開催されます。
    ・会期/2003年2月5日(水)〜2月7日(金)
    ・会場/池袋サンシャイン 文化会館 プレゼンテーションコーナー
    ・参加費/無料



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