定期的に製作する印刷物のレイアウトを,発注者がWeb上でおこない電子発注する「Web to プリント」システムが拡がりつつある。発注者自身が操作することにより,校正のやりとりを効率化することができ,さらに受発注に伴う事務処理を電子化するなど,ワークフロー効率化を図ることができる。ASPサービスとして運用される場合には,顧客側ではWebブラウザの環境だけで実現することができる。
印刷物の発注側と受注側のワークフローを変革するとも言えるWeb toプリントを,主にシステム構築に積極的な印刷会社の立場から考察する。
2006年リリース予定のマイクロソフト次期OS,Windows Vistaでは,「国語施策として示されている印刷標準字体」及び「法令に基づく施策である新人名用漢字」の双方に対応した規格,JIS X 0213:2004規格に対応した日本語フォントが搭載される。文字セットの拡張による有用性と互換性等の問題,DTPにおける日本語フォント環境について考察する。