JADEテストパッケージ


目次

はじめに ▼
パッケージの内訳 ▼
パッケージの導入 ▼
サンプルの実行 ▼
RTF文書のフォント変更 ▼
DSSSLSディレクトリの変更 ▼
 バッチファイルHTM2RTF.BAT ▼
 実体マップCATALOG ▼
 バッチファイルRTFNORM.BAT ▼
JADEテストパッケージの配布 ▼

はじめに

 JADEテストパッケージは,DSSSLの書式付け処理におけるスタイル指定の働きを確かめるために再構成したJADE ver 1.0(Windows95版)[ftp://ftp.jclark.com/pub/jade/jadew1_0.zip]のサブセットです。

 スタイル指定BOOKJ.DSLは,文書型がHTMLの文書をRTF形式へ書式付けします。[図1を参照]その結果は,Word for WondowsやRTFの入力フィルターを持った他のワープロソフトなどで再生できます。ただし,日本語の文書実現値ではフォント変更の処理が必要です。BOOKJ.DSLは,元のパッケージに含められたA4-BOOK.DSL(ここではBOOKE.DSL)から私(岸 和孝)が日本語対応化しました。その翻案は自由です。テストでおかしな結果が出ましたら,ご一報下さい。

図1 書式付け処理の概念図

▲図1 書式付け処理の概念図


パッケージの内訳

ファイル名プログラム/データ実行環境
JADE.EXEアプリケーションWin95
GROVE.DLLダイナミックリンクライブラリWin95
SP120U.DLL   〃Win95
SPGROVE.DLL   〃Win95
STYLE.DLL   〃Win95
HTM2RTFJ.BATバッチファイル(日本語用)Win95
HTM2RTFE.BAT   〃 (英語用)Win95
RTFNORM.BAT   〃Win95
RTFNORM.PLRTF文書フォント変更スクリプト(JPerl)MacOS,Win95
SAMPLEJ.HTM文書型HTML3.2の文書実現値(日本語) 
SAMPLEE.HTM文書型HTML3.2の文書実現値(英語) 
MODEL.GIF同文書実現値で参照される画像データ 
BOOKJ.DSLスタイル指定(日本語用) 
BOOKE.DSL   〃 (英語用) 
CATALOG実体マップ(見本) 
HTML32.DTD文書型定義 
DSSSL.DTD   〃 
STYLE.DTD   〃 
FOT.DTD   〃 
ISOLAT1.ENTデータ実体宣言 

パッケージの導入

 WINZIPなどを用いてJADES.ZIPを解凍すると,解凍結果が納められたDSSSLSディレクトリが作られます。

 このディレクトリはルート直下に置くものとします。別のディレクトリにする場合は,バッチファイルと実体マップの内容を書き換える必要があります。


サンプルの実行

  1. SAMPLEE.HTM(またはSAMPLEJ.HTM)のファイルアイコンをバッチファイルHTM2RTFE.BAT(またはHTM2RTFJ.BAT)のアイコンへドラッグアンドドロップします。
  2. MS-DOSウィンドウが開き,JADEの実行が行なわれ,暫くして終了します。完了を確認して,MS-DOSウィンドウを閉じます。
  3. DSSSLSディレクトリの中に,次の二つのファイルが生成されます。
    • SAMPLEE.HTM.RTF(またはSAMPLEJ.HTM.RTF)
       SAMPLE.HTMをRTF形式で書式付けした結果です。
    • SAMPLEE.HTM.ERR(またはSAMPLEJ.HTM.ERR)
       JADEが検出したエラーのレポートです。
       エラーが検出されなくても,空の内容が生じます。
  4. Word95,Word97(MacOSの場合は,WORD6)を導入してあれば,出来上がったRTF文書をダブルクリックすると,その内容が表示されます。英語の文書実現値(SAMPLEE.HTM)から生じたSAMPLEE.HTM.RTFは,そのまま表示されます。しかし,日本語の文書実現値(SAMPLEJ.HTM)から生じたSAMPLEJ.HTM.RTFは,フォント変更をRTFNORM.PL(JPerlのスクリプト)で行なう必要があります。
  5. SAMPLEJ.HTM.RTFのファイルアイコンをバッチファイルRTFNORM.BATのアイコンへドラッグアンドドロップします。MacOSの場合は,RTFNORM.PLをDroplet形式にして同じようにドラッグアンドドロップで処理を指示します。
  6. DSSSLSディレクトリの中に,次のファイルが生成されます。RTFNORM.PLは,入力ファイル名に接尾辞“_”を付けたファイル名で出力します。
    • SAMPLEJ_.HTM.RTF(ロングネームのため,実際にはSAMPLE~1.RTF)
       SAMPLEJ.HTM.RTFのフォントを変更した結果です。
  7. Word95,Word97(MacOSの場合は,WORD6)を導入してあれば,出来上がったRTF文書をダブルクリックすると,その内容が表示されます。

 日本語の文書実現値の場合の処理をまとめると,図2のようになります。

図2 書式付け処理

▲図2 書式付け処理


RTF文書のフォント変更

 スタイル指定BOOKJ.DSLでは,フォントは次のように仮の名前で指定されています。これはスタイル指定のリテラルに日本語が書けないためです。

(define %title-font-family%   "MSPGothic")
(define %body-font-family%    "MSPMingcho")
(define %mono-font-family%    "MSMingcho")
(define %dingbat-font-family% "MSMingcho")

 ここでのフォント名は,次の実際のフォント名に対応するようにRTFNORM.PLで設定してあります。これはテストパッケージのために限定してありますが,拡張可能です。その拡張はPerlを知っていれば簡単にできるでしょう。

MSPGothicMS Pゴシック
MSPMingchoMS P明朝
MSMingchoMS 明朝
MSGothicMS ゴシック
Ryuminリュウミンライト−KL
GothicBBB中ゴシックBBB
OsakaOsaka

DSSSLSディレクトリの変更

 ディレクトリを変更した場合は,次の内容を書き換えて下さい。

バッチファイルHTM2RTFE.BAT(またはHTM2RTFJ.BAT)

 HTM2RTFE.BAT(またはHTM2RTFJ.BAT)は,次のようなコマンドラインになっています。オプションの機能については,Jadeの用法を参照して下さい。

HTM2RTFE.BATの内容

C:DSSSLS\JADE -dC:\DSSSLS\BOOKE.DSL -f%1.ERR -trtf -o%1.rtf %1

HTM2RTFJ.BATの内容

C:DSSSLS\JADE -dC:\DSSSLS\BOOKJ.DSL -f%1.ERR -trtf -o%1.rtf %1

実体マップCATALOG

 CATALOGは,次のような対応付けの内容になっています。実体マップは,実体の記憶場所をJADEへ知らせるものです。ディレクトリを変更した場合は,この右辺を書き換えて下さい。

PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2//EN"                        "C:\DSSSLS\HTML32.DTD"
PUBLIC "ISO/IEC 10179:1996//DTD DSSSL Architecture//EN"  "C:\DSSSLS\DSSSL.DTD"
PUBLIC "-//James Clark//DTD DSSSL Style Sheet//EN"       "C:\DSSSLS\STYLE.DTD"
PUBLIC "-//James Clark//DTD DSSSL Flow Object Tree//EN"  "C:\DSSSLS\FOT.DTD"
PUBLIC "ISO 8879-1986//ENTITIES Added Latin 1//EN//HTML" "C:\DSSSLS\ISOLAT1.ENT"

バッチファイルRTFNORM.BAT

 RTFNORM.BATは,次のようなコマンドラインの内容になっています。JPerlは,あらかじめ導入されているものとします。JPerlへのパスが指定されていない場合は,このコマンドラインでフルパスを指定して下さい。

CD C:\DSSSLS
PERL RTFNORM.PL %1

JADEテストパッケージの配布

 “JADEテストパッケージ”を次のパッケージで配布します。不都合がありましたら,ご一報下さい。

 JADEテストパッケージ


(c)1998 JAGAT