SGML / XML ワークフローとは?


 SGML / XML の世界では,「文書管理」「プロセスフロー」「ワークフロー」といった用語が同じような意味合いで使われており,それらに「SGML / XML」や「システム」といった言葉が合成されて,コンピューター支援された SGML / XML 文書処理を意味しているようです。

 一般に,「文書管理」とは複数の文書とそれらの関係を管理すること,「プロセスフロー」とは文書に対する具体的な処理のこと,「ワークフロー」とは関係者の間に回される複数の文書に対する処理についての責任を伴う事務手続きのこと,と言われています。

 そうした概念は,扱う文書が「SGML / XML 文書」であっても変わらず,単にコンピューター支援可能になるだけの話です。そうなると「SGML / XML ワークフロー」という用語は,応用面からの広い意味合いで使うべきかもしれません。しかし,私(岸 和孝)は,次のような段階に分かれる,コンピューター支援された一連の処理という技術的な意味で使っています。

段階 処理 フリーウェア
入力・タグ付け 文書をデータとして入力したり,
タグ付けしたりする。
e-Workbench(tdtd,psgml)
検証 文書型に一致した SGML / XML 文書で
あることを検証する。
e-Workbench(psgml,NSGMLS)
SX
蓄積・検索 SGML / XML 文書をデータベースとして
蓄積したり,
その内容を検索したりする。
XML:FreeFinder
変換・組版 SGML文書を表示や印刷のために
形式を変換したり,
組版する。
XML:FreeStyler
XML:FreeMaker
JADE
e-Workbench(xslide,TransforMiix,XT)
表示・印刷 SGML文書を各種の媒体上へ表示したり,
印刷したりする。
TeX

 ここでは,下図のような,MacOSとWin32(Windows95/98/NT)で実行可能な,主にフリーウェアを適用したSGMLワークフローを提案します。

主にフリーウェアを適用したSGML / XML ワークフロー

(1998年9月記,1998年11月改訂,2002年2月改訂)


(c)1998-2002 JAGAT