
James Clark氏が開発したSPはWin32バイナリなのでMS-DOSでの操作が要求されます。そのために,MS-DOSの知識がないと利用しにくく初心者向きではありません。このSPShellを利用すると,WindowsのウィンドウからSPを簡単に直接操作できるようなります。SPShellは,私(岸 和孝)が開発しました。
SPShellは,NSGMLS,SXなどのSP(version 1.3, Win32バイナリ)をMS-DOS側でなくWindows側で直接起動し走査するシェルです。エラーメッセージは,MS-DOSの場合に比べて分かりやすい形に分解して表示します。
SPShellのアイコン
をダブルクリックすると起動し次のような画面が表示されます。“>”の次にコマンドラインを入力できます。

SPShellのウィンドウにおけるコマンドラインは,次のとおりです。
はENTERキーを押すことを表わします。SPに対するコマンドラインはSP説明書を参照してください。
| コマンドライン | 機能 |
|---|---|
X![]() | SPShellを終了します。 |
?![]() | 説明を表示します。 |
SP オプション 識別子...![]() |
SPに対するコマンドラインです。 オプションと識別子については,SP説明書を参照してください。 SPは,NSGMLS,SX,SGMLNORM,SPAM,SPENTのいずれかです。 出力は自動的に設定されますので,標準出力は指定できません。 出力結果は,ファイル“___.OUT”を見てください。 例: NSGMLS -p SGMLJ.DCL BOOK.DTD ![]() 例: NSGMLS SGMLJ.DCL BOOK.DTD MYBOOK.SGM
|
S パス![]() |
SPのパスを指定または現在設定されている設定を表示します。 省略時は“C:\SP\BIN”です。 例: P ![]() C:\NSGMLS\BIN 例: P C:\NSGMLS\BIN
|
D パス![]() |
文書のディレクトリのパスを指定または現在設定されている設定を表示します。 省略時は“C:\SP”です。 例: D ![]() C:\SP\Document 例: D C:\MyDocument
|
E![]() |
現在設定されている環境変数ファイル“%SP%”の内容を表示します。 例: E ![]() SP_CHARSET_FIXED=YES SP_ENCODING=sjis |
| R |
直前のSPに対するコマンドラインを再実行します。 例: R ![]() NSGMLS SGMLJ.DCL BOOK.DTD MYBOOK.SGM |
注1:ウィンドウにおけるカーソルはこのバージョンでは表示されませんが,キーボード入力は可能です。
注2:ウィンドウにおけるメッセージはこのバージョンでは英語表示です。
NSGMLS,SXなどのSPにおいては,符号系などを指定する環境変数が参照されます。SPShellでは,環境変数をファイルとして表わし,SPShellと同じディレクトリーに置きます。
環境変数ファイルの形式は,MacOS版NSGMLSの場合と同じです。
(2001年2月記)