MacOS版 SX 1.3.3b3


目次

はじめに ▼
SX ▼
概要 ▼
記述 ▼
オプション ▼
MacOS版SXについて ▼

はじめに

 この文書は,James Clark氏が著わしたSXについての説明を私(岸 和孝)が訳したものに,MacOS版としての説明を追加したものです。

 なお,訳文の中で“〔〜〕”の〜は直前の用語の原語を示します。


SX

国際標準ISO 8879(文書記述言語〔Standard Generalized Markup Language〕)に適合しているSGMLシステム。


概要

sx
[ -Cehilprvx ]
[ -bencoding ]
[ -ccatalog_file ]
[ -Ddirectory ]
[ -ffile ]
[ -wwarning_type ]
[ -xxml_output_option ]
[ -Ooutput_file ] (MacOS版における追加オプション)
sysid...

記述

 SXは,SGMLをXMLへ変換する。 SXは,sysid...に含まれるSGML文書を解析・検証し,等価のXML文書を標準出力へ書き出す。 SXは,XMLに等価とならないSGML構造体について警告する。


オプション

 次のオプションが指定できます。

-bencoding
出力についてencodingを用いる。 省略時には,UTF-8を用いる。
-cfile
カタログ記述ファイル〔catalog entry file〕fileを用いる。
-C
これはnsgmlsと同じ効果を持つ。
-Ddirectory
システム識別子で指定されたファイルについてのディレクトリーdirectoryを探す。複数の“-D”オプションが可能である。 これはnsgmlsと同じ効果を持つ。
-e
エラーメッセージにおいて,開いている実体〔open entities〕を表示する。
-ffile
エラー出力をfileへ向けなおす。 これは,標準エラー出力〔stderr〕の再指示をサポートしていないシェルで主に有用である。
-iname
これはnsgmlsと同じ効果を持つ。
-v
バージョン番号を表示する。
-wtype
typeによって警告とエラーを制御する。 これはnsgmlsと同じ効果を持つ。
-xxml_output_option
次のxml_output_optionの指定によってXML出力を制御する。
no-nl-in-tag
開始タグの中で改行〔newlines〕を用いてはならない。 通常,SXは著しく長い行の可能性を減少させるために,開始タグの中の改行を用いる。
id
ID属性に関する属性宣言を出力する。
notation
記法〔notation〕に関する宣言を出力する。
ndata
外部のデータ実体に関する宣言を出力する。 XMLは,NDATAであるために,それらを必要とする。 SXは,CDATAとSDATAの外部データ実体について警告し,それらをNDATA実体として出力する。
cdata
CDATAマーク区間のために,CDATAの宣言済みの内容〔declared content〕を持つ要素のために,XML CDATA区間〔CDATA section〕を用いる。
comment
注釈宣言を出力する。 文書型定義における注釈宣言は出力されないだろう。
lower
小文字にする。 SGMLによって大文字の置換を受けた名前は小文字に折り畳まれる。 これは予約名を含めない。すなわち,XMLは大文字で書かれるためにこれらを必要とする。
pi-escape
ampltgtの実体を用いている処理指令の内容で“&<>”をエスケープする。 これは処理指令が文字列“>?”を含むのを許すが,応用がエスケープを扱う必要がある。
empty
EMPTYとして宣言された要素型“e”のために“<e/>”構文を用いる。
attlist
すべての属性の型を指定しているどの要素についてもATTLIST 宣言を出力する。 省略時は,いつも“#IMPLIED”である。
複数の“-x”オプションが許される。
-Ooutput_file
これはMacOS版nsgmlsと同じ効果を持つ。

MacOS版SXについて

 MacOS版SXを次のパッケージで配布します。操作方法,オプション,環境変数については,MacOS版nsgmlsに準じます。皆さんの協力を得て,バグを無くしていきたいと思います。プログラム上の問題が生じましたら,ぜひお知らせください。なお,エラー報告では,使用環境条件の説明に加えて,問題を起こしたデータも添付してお送りください。

配布記録:
 SX 1.3.3b3 2000/7/7
最初の配布
MacOS版 SX

(2000年7月記)


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