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平成18年度「IT企業百選」でJAGAT会員企業4社が受賞(1)


2007年5月9日


JAGAT会員企業4社が受賞

 2006年9月26日に 「平成18年度IT経営百選」の発表があり、印刷会社及び印刷関連会社も数社が受賞している。JAGAT会員企業では新潟の「(株)タカヨシ」が最優秀賞、千葉の「(株)弘報社印刷」、東京の「(株)ディグ」、愛知の「大西印刷(株)」が優秀賞を受賞した。

 「IT経営百選」は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が事務局となり、経済産業省商務情報政策局情報処理振興課と中小企業庁経営支援部技術科がオブザーバとなった上で、企業経営の識者により構成される選考委員会が認定するもので、平成18年度で第2回を迎えている。

 少し長くなるが、「IT経営百選」選考の目的を紹介しておく。「IT経営(ビジネス戦略・経営革新の実現のためにITを高度活用する)の実態が優れており、中小企業経営者の目標となり得るような事例を収集し(略)、広く中小企業経営者へ普及・広報することにより、中小企業経営者にIT経営の重要性の「気付き」を促すと共に、戦略的IT投資に取り組む中小企業経営者の具体的な参考書をとしての活用を図る。」

 審査は書類選考と、書類選考通過後のヒアリング及び評価、最終的な委員会選考から成っている。大きくは1.ビジネス戦略・経営改革の視点、2.IT高度活用の視点から、実際はさらに細分化された選考基準からの選考が進められる。
 認定を受けた印刷会社は印刷業界においてはもちろん、他業種と比較しても遜色ないIT経営のレベルにあるという客観的な認定を受けたことになる。


(株)弘報社印刷の取り組み

 同社が「IT経営百選」を知ったのは、ふとしたきっかけだったという。千葉県産業振興センターからのEメールで知り、その後、同センターのスタッフから応募を勧められ、「ちょうど良い機会」として応募した。従って、認定に向けた特別の活動や改善などは特にしておらず、ありのままで選考に臨んだ形になった。しかし、ヒアリング時間は想像をはるかに上回る長さだったというから、かなり詳細に突っ込んだ審査がなされている。

 同社のワークフローは既製品ソフトをカスタマイズし、ITはOA系とFA系に分けて担当者を置いて管理するが、特に印刷会社のような製造業の場合は、このような勘定系と生産系の連動や一元化についてのヒアリングが多くなされるという。

   ただし「IT経営百選」ではITだけではなく、IT経営を底支えする戦略や革新度も審査される。同社の場合は「経営のオープン化」、「プロセスの高度化」、「人材活用の高度化」の3項目で高い評価を、「業績の好調さ」、「ビジネスモデル」、「経営の自立化」、「満足度経営」が一定の評価を受けている。
 逆に一定の評価を受けられなかったのは、「コミュニケーション」、「営業・マーケティングの改革」、「情報セキュリティ対策」で、これらについて課題を残すことが客観的に示された。



平成18年度「IT企業百選」でJAGAT会員企業4社が受賞(2)
IT経営百選とは
株式会社弘報社印刷

2007/05/09 00:00:00