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ハイテクの目が品質管理をサポート

全品の検査記録が当たり前の分野

安全と安心はあらゆる製品を供給する企業側に求められる基本的な事柄になってきた。特に要求が厳しい食品製造などの分野では、トレーサビリティへの対応から製造ラインにおける全品検査はもちろんのこと、一品ごとにカメラによる検査画像と検査結果のすべてを、DVDやサーバにデジタルデータとして保存することが必須条件となってきている。

従って、食品包装やパッケージ印刷物をメーカーに対して部材として納入している軟包装グラビア印刷や、帳票やダイレクトメールなどのビジネスフォーム印刷では、印刷会社に厳しい品質管理が要求されており、印刷機ラインに検査装置を付加することが常識になりつつある。

バラツキのない検査結果

機械検査のメリットは検査基準の定量化であり全品検査にある。機械検査によってオペレーターが交代しても検査結果のバラツキがなく、安定した印刷製品を生産できるようになる。

(株)トキメックの印刷・異物検査装置であるPRINT-CAPは、作業者の経験に頼ることなく、最新鋭のCCDカメラと画像処理技術によって、高速かつ高精度に印刷物の検査・確認を行う装置で、オフセット輪転機、グラビア輪転機、BF機など、各種の印刷機に組み込んで、印刷している画像をラインカメラで撮影し、リアルタイムでマスター画像と比較するパターンマッチング方式の検査システムである。

手間要らずの操作性

印刷機に検査装置が付加されたからと言って、そのために操作の手間が大幅に増えてしまっては、せっかくの装置も宝のもち腐れとなる。特長の一つである使いやすさとは、今や一般的になったWindows画面上で、タッチパネルなどで簡単に操作できること。17インチCRTや液晶画面で、検査箇所の気になる画像や情報を画面上でひと目で分かるように表示している。これによって検査装置の基本的な機能である「検査結果を表示して記録する」という操作がシンプルに実現している。

トキメックは日本で初めてレーダーを製造した会社で超音波探傷器なども製品化しており、画像解析技術やセンシング技術は、同社のキーテクノロジーである。印刷検査装置PRINT-CAPには、これらの蓄積された技術やノウハウが生かされている。印刷検査装置は10年前にグラビア印刷用からスタートして、その後ビジネスフォーム印刷用、7年前からはオフセット印刷用途も提供するようになった。

欠点画像付きで大量保存が可能、工程改善へ

検査データの履歴はDVDなどに保存するか、LAN接続してサーバなどに保存しておくことができる。大容量外部記憶装置として、DVD-RAMドライブを標準で採用しているので、検査結果を欠点画像付きで大量保存することが可能である。また、LAN接続によって、外部機器への接続も可能となっている。 ネットワークに対応することによって、既存の社内LANと接続が可能となり、Windowsベースで、サーバに検査結果を転送して保存したり、別の場所から閲覧したりすることも可能となる。

検査装置の重要な役割として、今印刷している製品の欠点検出と検査結果の履歴を品質向上に役立てていくことである。 検査履歴により、作業のやり方や機械の調整また材料の見直し、機械の改良などへの活用を考えていくことが重要である。これによって、欠点が発生しないような生産ラインに改善していくことにある。

商品問合せ: 株式会社トキメック


プリンターズサークル 2007年6月号
特集「品質保証で信頼を獲得しよう--不良品を出さない検査体制とは」より一部抜粋

2007/06/18 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会