ブログや動画投稿サイトなどに代表されるCGM(消費者発信型メディア)の台頭や、それらを支える急速な技術革新により、インターネットビジネスには大きな変化が起こっている。
Webサービスの提供側も、ユーザーを中心としたコミュニティを形成する動きを加速させ、今やマーケティングの方法も販売促進ツールも、普通の人々との双方向コミュニケーションの中で展開することが一般的な状況になりつつある。
一方、第3世代ケータイの普及や定額制の浸透により、ケータイは一層利用範囲を拡大しており、さまざまな分野で大きな役割を果たしている。
PAGE2008デジタルメディアトラックでは、2008年2月7日(木)、8日(金)の2日間にわたって以下の6セッションを開催する。近年大幅な市場拡大が見込まれる電子出版・電子書籍の新たな動きをはじめ、コミュニケーションツールとして今や不可欠となったWebサイトのブランディング施策や、Web表現のベースとなる新たな技術、また、新しいビジネスに果敢に取り組んでいる事例も紹介する。
■C1 電子出版・電子書籍の展望
携帯電話向けを中心に電子書籍市場の拡大が続いている。また、電子ブックリーダー端末を使ったコンテンツ配信事業への取り組みも盛んに行われており、いよいよ本格的な普及の兆しを見せ始めている。
本セッションでは、電子出版に関する取り組みの中から、デジタルならではのパッケージ化・配信手法の事例を取り上げ、デジタルコンテンツの流通のあり方について考察する。
■C2 Webによるブランディング向上
Webによる企業ブランディングが成功する秘訣は、サイトの訪問者が抱える問題を解決できるサイトであるということ。Webの特性を理解し、それらをうまく組み合わせることで顧客を作り出すことができる。さらにサイトを運営する企業側のスキルアップも欠かせない。
Webブランディングにおいては全社的な取り組みが必要で、運用体制を整え、企業戦略に即した技術を活用することがポイントである。本セッションでは、企業のWebサイトをどのような考え方で構築するかを探る。
■C3 メディアが作る新たなビジネスモデル
インターネットというパーソナルで双方向性を持ったメディアの登場と技術の発展により、従来時間と人手をかけてきた作業が自動化され、大量の情報が扱えるようになった。
本セッションでは、位置情報を活用した人材マッチングサービスや、フリーペーパーの出版支援サイトなど、先進的なサービスに取り組み、ビジネスとして成立させるべく果敢な挑戦をしている企業を取り上げ、これからのビジネス展望を予測する。
■C4 インターネットの表現力の飛躍
クロスプラットフォームのアプリケーション実行環境として新たな表現力を手に入れたAdobe AIRとMicrosoft Silverlight。両技術についての理解を深めるほか、それらを活用することで開発者や利用者にとってどのような変化が起こるのか等についてディスカッションする。
■C5 マッシュアップとクロスメディア
Web2.0時代のサービスとして登場したマッシュアップの手法により、さまざまなWebサービスを掛け合わせて相乗効果をもたらす新たなサービスが生み出されるようになった。
一般向けサービスだけでなく、企業内サービスとしても注目されるマッシュアップ事例を取り上げ、未来における可能性をクロスメディア視点で探る。
■C6 コミュニケーション向上の新サービス
ケータイ+Web連携をはじめ、ブログ・SNS等を活用した新たなコミュニケーションビジネスを手がけている事例を紹介する。
情報や経営戦略のコンサルティングを手がける田村明史氏をモデレータに迎え、Webを活用したコミュニケーション進化の方向性を探る。
2007/12/19 00:00:00