2008年5月18日付けのトップページ記事「優秀な人材育成をめざし中国でDTP業界サミット開催」でご案内したDTPサミットについて簡単に御報告します。
大連でのDTPエキスパート試験実施も迫ってきており、六月には大連で開かれるのが恒例となった「IT&ソフトウエアショー(中国語名=中国国際軟件和信息服務交易会、英語略称はCISIS)」に合わせて2008年6月19日と6月20日の二日間、「第二回中日大連DTP業界サミット」が開催された。日本からも二十名強の参加者が有り、中国に進出している企業も含め有意義な二日間(翌日まで残られた参加者も多かった。もちろん観光ではなく、個別折衝ビジネス?である)であった。
●6月19日 AM
午前中は大連見本市会場で行われたCISISの見学で始まった。CISIS中国国際軟件和信息服務交易会は日本で行われるアメリカ版を輸入したIT関連の展示会とは異なり、手作りの展示会である。ケ小平主席の夢の実現なのか?中国各地の競争意識を上手く利用した展示会は、中国独自の発展の仕方だと感じさせられる。もちろん日本からは日立や富士通といった大企業が最大規模のブースを構えているのは言うまでもない。この中に混じってDTPエキスパート試験ブースも小さいながら一コマ設けたところ、意外なところからの反響もあり、中国がビジネスとしてDTPを捉えていることを痛感した。








●6月19日 PM
午後はサミットイベントの中心行事だが、大連最高級のシャングリラホテルで開催された。(我々の宿泊は別ですよ!)内容は以下の通りである。
1.大連外国専家局局長 孫長久氏挨拶
2.大連高新区管委会主任助理 董莉氏挨拶
3.JAGAT常務理事 小笠原治氏挨拶
4.大連市DTP技術協会初代会長 張立氏挨拶
5.DTPの発展について JAGAT小笠原常務
6.DTP技能試験(DTPエキスパート技術試験)について JAGAT郡司
7.大連DTPの現状 大連英浩信息技術有限公司 尾頭豊社長
8.DTP訓練について 干電子学校長、孔氏
9.アウトソーシングについて 大連市DTP技術協会副会長 呉氏
という内容だが、JAGATとしては「DTPは重要なPR手段」であり、「インパクトのあるデザインや品質、内容によって商品の売れ方も大きく変わってくる」ということを中国の方にアピールしたつもりだ。DTPは単なる情報処理ではなくデザイン性を持った情報処理であり、だからこういうポイントが重要で、技能試験ではこういう点をチェックするというものである。「書籍も商品なんだ」という意識を徹底し、品質レベルを底上げするための試験なんだということである。
また、このまま日本の少子高齢化が進み、インターネット等のITが普及し、DTPでのコストダウンが求められたときに、大手は自社で解決の道を見つけられるはずだが、中小にとっては日本だけにこだわっていたら、大手に対抗していくのは難しいといわざるをえない。そんな解決のための大連でもあるということを頭の片隅に残していただきたいという側面も持っている。またまたもちろん中国市場をターゲットとして今回のサミットに参加され、十分な手ごたえをつかんで帰国された方もいらっしゃるということを付記しておく。




●6月20日
二日目は各企業の見学だが、こちらがメインイベントして参加された方がほとんどであると思う。大連DTPエキスパート技術試験で協力いただいている大連英浩信息技術有限公司に始まり、大連光進技術有限公司、大連信華信息技術有限公司、大連海大印刷有限公司、大連電子学校&大連迪派DTP教育基地、大連弘文信息技術有限公司等を見学、強行軍でお疲れ様だったが、皆さんそれ以上の収穫は得られたようだった。










2008/07/03 00:00:00