本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

画像再現のプロを目指せ!(大阪開催)

〜Photoshopオペレーションのための画像品質講座〜

〜Photoshopの製版機能をとことん学ぼう〜


開催日時
2002年5月27日(月)10:00〜17:00

画像のプロとしてレベルの高い対応力を身につける
印刷は文字、画像、イラスト・図版そしてそれらを組合せるレイアウトによって表現されています。DTPのハード、ソフトの普及によってこれらの構成要素の表現ノウハウがパッケージ化されたことで、プロ以外の多くの人が文字や画像を直接ハンドリングするようになりました。
この新たな印刷の時代にあって印刷メディアのプロとしてクライアントが印刷に寄せる暗黙の信頼とは何でしょうか。それは良い印刷物あるという、ごく当たり前のことです。
でもそのごく当たり前のことが実は最大の課題なのです。かつての専用の道具を操作していることで「プロ」として見られた時代はすでに終わりました。
では良い印刷物を目指す第一歩は何でしょうか。それは「品質」を学ぶことです。品質を見ることができる人、品質を管理できる人、こそがプロとアマの大きなちがいではないでしょうか。
本講座は定番なった画像処理ソフトPhotoshopのオペレータとして画像処理作業、あるいは制作をされている方のための画像品質を学ぶ講座です。
Photoshopのバージョン変化にともなう製版機能の変化を徹底分析し、Photoshopを利用する場合の製版上の注意点など、使いこなしていくためのプロとしての製版知識を学ぶ。またその周辺にある、色の測定、工業製品としての色差、インキの問題点、刷版管理などをPhotoShopでのデータ作りと関連付けながら解説します。
これらの知識を正しく理解していただくことで、日々の仕事での見直しとクライアントやデザイナー、プランナーとの打合せにおいて画像のプロとしてレベルの高い対応ができることを目指しています。

内容
画像品質を左右するもの:
<PhotoShop製版機能>正しいの理解と利用
PhotoShopのバージョン変化と製版機能の変化
画像修正、補正、レベル補正、トーンカーブ、解像度…など
色の環境とは:
PhotoShopの色管理はどのよう変化したか、オペレーション環境の注意点
色の管理:
色はどのようにして管理されてきたか、どこに問題があったか、色の濃度とは、色の違いとは、RGBとCMYKの共通の物差し(Lab)、これからの色の管理
インキと色評価:
メーカーによってインキが違う?、プロセスインキの問題、グレイバランスでの管理、特殊インキの利用と注意点、2色とダブルトーン
フィルム・刷版管理と品質:
ドットゲインとは、測定と対策、管理用ツールと手法
印刷品質のポイント:
印刷品質管理のツール、印刷でも起こるドットゲイン、ドットゲインの大きい輪転、ドットゲインのチェック、スラーは逃げられるか、チェック、コントラスト不良(ねむい)、インキトラピング(UCR/GCR)、ゴーストはなぜおこるか、逃げ方はあるか

対象
PhotoShopの経験2〜3年程度のオペレーター、デザイン制作担当者
※ PhotoShopのソフト操作・テクニック研修ではありません。

講師
石塚 晃 氏
(株式会社恒陽社 CPL部長)

会場
大阪印刷会館 4階・大会議室(JR環状線「桜ノ宮」駅徒歩5分)

主催
社団法人 日本印刷技術協会

参加費(1名様・消費税込)
協会会員   19,950円
一般     24,150円

お申込み&お問い合わせ
申し込みの請求,内容の問い合わせは下記へご連絡ください。

社団法人日本印刷技術協会 西部支社 坂井、田口
Phone: 06-6352-6845/Fax: 06-6353-5020

または、 申込書 を出力して FAX(06-6353-5020)にてお申し込みください。
参加証をご連絡担当者宛にFAXにてお送りいたしますので、参加当日ご持参下さい。

申込先
社団法人日本印刷技術協会 西部支社 (FAX:06−6353−5020

*参加費は開催日の2日前までに下記へお振り込みください。

銀行振込:大和銀行都島支店 (普)0233101
郵便振替:00920-9-12799
口座名:社団法人 日本印刷技術協会
住所:〒534-0027 大阪市都島区中野町4-4-2

*お申込受付後の取消はお受けできませんので、御都合が悪くなった場合、代理の方の出席をお願いします。

2002/05/11 00:00:00


公益社団法人日本印刷技術協会