「校正刷りと本機刷りの色調があわない」「前準備時間が短縮できない」といった古くて新しい問題を解消!
デジタル化が急速に進む最近の印刷業界の中にあっても、依然として印刷現場では「校正刷りと本機刷りの色調があわない」「前準備時間が短縮できない」といった古くて新しい問題が発生し続けています。
こうした問題を完璧に解消するには、印刷物を安定して生産する事、言い換えれば工業製品として生産することが必要で、プリプレス部門と一体化したデジタル化の促進と管理システムの構築が必要です。
そのためには印刷現場の方々がプリプレスでの作業変化、CTP化の流れ、校正問題などをトータルに理解するとともに、自社の印刷標準の確立、印刷機械管理をしっかり学ぶ必要があります。
このプログラムは、これからの印刷現場のデジタル化を意識した「よりよい印刷のための品質管理の考え方」をメインテーマに今後印刷品質を決定つけるCMS、CTPの基礎、標準印刷の管理ポイント、印刷機械の実務的管理を中心にわかりやすくまとめたものです。
CMS、CTP対応へのデジタル知識
■受講期間:4ヶ月
■受講料金:会員 24,150円 一般 29,400円
■受講対象:オフセット印刷機担当者、刷版、品質管理担当者、工程管理担当者など
■カリキュラム概要
NO.1
1.デジタル時代における品質管理の考え方
2.品質管理の基本
3.デジタルワークフロー(全体)
4.CTPワークフロー
NO.2
1.光と色の基礎知識
2.色彩表現
3.色彩と照明
4.印刷特性曲線
NO.3
1.ヒューエラーとグレイネス
2.標準印刷
3.印刷適正(用紙とインキ)
4.刷版標準化
5.ブランケットの特性と管理
6.湿し水とエッチ液の管理
NO.4
1.印刷標準化の管理項目
2.印刷標準化の管理ポイント
3.日常の管理
4.デジタルワークフロー(全体)
5.刷版管理
6.湿し水の管理
7.プロセスインキの色相
■教 材:
【テキスト】
「デジタルワークフロー導入の基礎知識 オリジナルテキスト」
執筆者:吉川 昭二 氏 株式会社サンエー印刷 JAGAT専任講師
【品質管理編】
1. デジタル時代の印刷品質管理とは
1. 1 デジタルの普及による新たな問題とは
1. 2 外部環境の変化で印刷・製本工程も変化している
1. 3 デジタル時代の印刷品質は変化している
2.印刷品質管理の基本
2. 1 「ねらいの品質」と「できばえの品質」
2. 2 印刷品質を製造側で決めてはいけない
2. 3 原稿・校正刷り・印刷を合わせるには?
2. 4 デジタル時代の品質の要であるCMSと標準印刷
2. 5 印刷品質の考え方
2. 6 印刷の標準化とは何か
3. 光と色の基礎知識
3. 1 なぜ「色」が感じられるのか?=なぜ物が見えるのか? A光源として光(放射)が必
3. 2 光の物理学的特性=波としての性質
3. 3 波長と屈折率
3. 4 光の吸収・反射・透過=リンゴはなぜ赤く見えるのか?
3. 5 色の三原色
3. 6 混色=光の三原色、色の三原色
3. 7 印刷インキの発色特性
4. 色の表し方
4. 1 色名による表示
4. 2 顕色体系(表色系・色票系)による方法
4. 3 混色体系による方法
5.色彩と照明
5. 1 光源
5. 2 色温度
5. 2 光源と演色性
5. 3 CIE標準光源
5. 4 日本印刷学会による推奨規格
5. 5 事務所・工場内部の照明と日常の管理
6. CMS(カラーマネジメントシステム)の基礎知識
6. 1 今のCMSの考え方
6. 2 色を管理・制御する難しさ
6. 3 ガモットマッピングとICCプロファイル
6. 4 CMSの問題点と課題
6. 5 問題解決としてのCMSの条件
6. 6 CMS体系と印刷の標準化のポイント
6. 7 ただしCMSは万能ではない
6. 8 自社の「色」を持っていますか?
7. 標準印刷確立のための管理ポイント
7. 1 印刷物の評価におけるポイント
7. 2 印刷管理の考え方と日常の管理
7. 3 濃度計の基礎知識
7. 4 管理用チャートと色彩コントロールストリップ(カラーバー)
8.印刷適正からみた用紙とインキの管理
8. 1 印刷適正とは
8. 2 用紙の管理
8. 3 用紙とインキに関係する現象とトラブル
9. デジタル時代のCTPワークフロー
9. 1 デジタルで変わるワークフローの重要性
9. 2 CTPワークフローの概略──従来工程との違い
9. 3 デジタル・ワークフローで重要な点
9. 4 CTPを念頭に置いた、印刷物全般の品質保証
9. 5 デジタル・ワークフローでの品質保証は「校正」と「検版」の両輪で
9. 6 「検査・検版システム」の現状
10.デジタル時代の印刷品質管理のポイントはCMSと「標準印刷」
10. 1 CMSと「標準印刷」──真の目的は基本的技術の習得
10. 2 デジタル化により忘れられつつある「自社の技術」の再構築
10. 3 CMSと「標準印刷」構築の最終的な目標は生産性の向上
10. 4 CMSと「標準印刷」のまとめとして
「デジタルワークフロー導入の基礎知識 技術資料」
協力:
ハイデルベルグ・ジャパン/プリントメディアアカデミー
吉川 昭二 氏 株式会社サンエー印刷 JAGAT専任講師
【技術資料】
T 標準化の意義
1.オフセット印刷における標準化はなぜ必要か?
U 三つの重要な管理項目
2.インキ膜厚(ベタ濃度)
3.ドットゲイン
4.インキトラッピング
V 印刷機械の管理
5.胴仕立て
6.インキローラ
7.湿し水の管理
W 管理ツール
8.濃度計
9.濃度管理のポイントと必要性
10.コントロールストリップ
X.その他の管理
11.刷版の標準化
12.校正刷り
「添削課題」
執筆者:小早川 亨 氏
2002/11/01 00:00:00