『JAGAT info(ジャガット インフォ)』では,読者の皆様との新たなコミュニケーションの場として,投稿ページ「意見のウラ・オモテ」を設け,毎月1つのテーマについてご意見を募集しています。11月号掲載の第56回テーマは「DTPエキスパートで会社は変わりましたか」です。
DTPエキスパート認証試験も発足以来10年を経て,印刷・製版業の制作現場だけでなく,営業担当の有資格者も増加し,あるいは顧客企業の担当者がDTPエキスパートというケースも珍しくなくなってきています。
DTPエキスパートが社会的に認知されるに従って,取得者数を積極的に宣伝する印刷会社や,社内の資格制度や教育制度に組み込む企業も増えてきています。
「良い印刷物を作るため」という当初の目的を果たすためには,認証に代えてほかの取り組みも必要になるでしょう。
有資格者が社内で増えて「会社」は変わりましたか。どう変わりましたか。今後どういう方向へ人や会社を変えていきたいですか。
現在募集中のテーマは「デジタル時代のトラブルにどう対応していますか」(11/30締切)です。
プリプレスは技術の変化でトラブルが絶えませんが,目に見えないデジタルデータを扱うようになって,作業のミス,ロス以外に,セキュリティや一般事務の効率化のためにも,全社的に経験を積み重ねてノウハウを共有できる対処法が必要です。その場しのぎのトラブル対応では,同じようなトラブルが何度も繰り返されることになります。
デジタル化によって,今までどのようなトラブルがありましたか。どのように解決し,どのようなことを学びましたか。今後どのような対策を考えていますか。
トラブル解決のための社内ルールはありますか。社内の力だけでは解決できない場合,どのように対処していますか。ノウハウ共有のための勉強会や教育システムはありますか。
デジタル時代の新しいトラブルにどのようなスタンスで対応しているか教えてください。
第58回以降は「2004年はどんな年にしたいですか」などを予定しておりますので,どしどしご意見をお寄せください。原稿は内容を損なわない範囲で一部修正させていただく場合があります。また,今後取り上げるべきテーマについてのご意見や,過去に取り上げたテーマに関するご意見もお待ちしております。
宛先はmaciste@jagat.or.jpまで。会社名,役職,氏名をお忘れなく(匿名希望も可)。
2003/11/23 00:00:00