『JAGAT info(ジャガット インフォ)』では,読者の皆様との新たなコミュニケーションの場として,投稿ページ「意見のウラ・オモテ」を設け,毎月1つのテーマについてご意見を募集しています。4月号掲載の第61回テーマは「定年をこれからどう考えますか」です。
企業に65歳までの雇用を義務付ける法案の今国会への提出がニュースとなりました。
既に多くの企業が労使間の合意により定年後の雇用延長制度等を設けていることから,法律によって義務化する必要はないという発言もあります。
印刷業界の現状はどうなのでしょうか。現行の年功型賃金・退職金制度を,定年延長に合わせて水準を下方修正したいと考えている企業も少なくないでしょう。
企業としてぎりぎりの経営努力を続け,ようやく若い優秀な人材を採用して新しいビジネスに取り組もうという矢先に,人件費を押し上げる雇用延長に戸惑いを隠せない企業もあります。
あるいは,高齢者の再雇用を積極的に考えたり,中長期的な観点から雇用形態の多様化をさらに一歩推し進めようと考える企業もあるでしょう。
貴社の現状の問題点,取るべき方向性をお聞かせください。
現在募集中のテーマは「元気の出る話,感動した話」(4/30締切)です。
日本経済は輸出主導で安定はしているものの,国内の多くの印刷会社は売り上げの低迷,目減りする利益に苦しんでいます。
新規事業に取り組もうにも,かつてのような大きな投資は差し控えられ,なかなか手が出せません。
しかし,ピンチはチャンスとばかりに,新たな方向性を模索している企業も少なくありません。NHKの「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」が大きな話題となり,「感動した」「勇気づけられた」という声が寄せられたのは,もう一度元気を取り戻して挑戦したいという私たちの琴線に触れたからでしょうか。
皆さんの身近なところでも,やる気の向上に結び付くような「元気の出る話」や「感動した話」がきっとあるはずです。その中で印象に深く残っている話を教えてください。新しい挑戦へのヒントとなるでしょう。
第63回以降は「産休・育休と職場復帰」などを予定しておりますので,どしどしご意見をお寄せください。原稿は内容を損なわない範囲で一部修正させていただく場合があります。また,今後取り上げるべきテーマについてのご意見や,過去に取り上げたテーマに関するご意見もお待ちしております。
宛先はmaciste@jagat.or.jpまで。会社名,役職,氏名をお忘れなく(匿名希望も可)。
2004/04/20 00:00:00