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オフ輪/印刷機の数はどのくらいでしょうか?

印刷界OUTLOOK2005(8)

2005年4月1日

●オフ輪稼働数は2年連続増化

日本印刷新聞社の調査によると,2004年の全国の中小印刷会社で稼働する商業・出版用オフ輪の状況は,設置会社数は447社,設置台数では1315台と確認されました(新聞用オフ輪は92社306台)。前回調査より17台増加しました。回答・掲載を辞退をした企業もありますので,2年連続の増加とはなりましたが一概に増減の判断はできません。しかし,景気回復傾向を受けてデジタル家電を中心に消費も上向いたことで,印刷需要も増加したものと推測できます。近年,メディアの多様化,多品種小ロット化,出版不況などによって大量部数の仕事は減っており,オフ輪も枚葉機の仕事を取り込んでいく必要に迫られており,メーカー側もそのようなニーズをにらんだ機能を装備した機械の開発を進めているようです。
判サイズ別ではB2版が,872台で66.3%のシェアを占めます。以下A1の216台,B3の142台と続きます。また年々多色機の比率が高まっており,全体の87.0%が4×4色機以上です。
都道府県別では埼玉が71社292台,大阪43社146台,愛知が30社92台の順になっています。

●印刷機械の生産台数は

経済産業省の「平成15年機械工業統計年報」によると,2003年の印刷機械の生産台数は4148台で,前年比6.3%増となりました。前年は8年ぶりに3000台に落ちましたが,再び4000台に回復しました。
印刷機械の主力となる平版印刷機の生産台数は,前年比5.9%増の1664台,金額ベースでは同3.2%増の1506億4000万円でした。平版印刷機の合計の内訳を見ると,オフ輪の生産台数が前年比10.6%増の125台,枚葉印刷機の生産台数は前年比5.6%増の1539台です。凹版印刷機は前年比29.2%増の31台,その他印刷機が同6.3%増の2453台となりました。その他印刷機とは,フレキソ,シール,フォーム,スクリーン印刷機などです。
DTP化で減少が続いていた製版機械は,前年比12.8%増(1万855台)だった2002年から9.1%減少して9895台と再び1万台を割りました。製本機械は前年比10%増の1万816台,製箱,段ボール製造用などの紙工機械が同22%減の405台となりました。


プリンターズサークル 2005年4月号より)

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2005/05/02 00:00:00


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