第28回JAGATトピック技術セミナー

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       モノ作りの枠組みを支配する環境問題
       環境問題と容器包装材料の対応動向

開催日時
 2001年12月13日(木)10:00-17:00
   JAGAT会員とプリンターズサークルご購読の皆様は,参加費無料です。

趣旨
 プレミア・プログラム第3弾である本セミナーは,印刷・製版関連の新製品を紹介することにより,新しい技術の流れをお知らせすることがねらいです。
各製品の発表については,開発思想や方向性を強調し,その下で具体的な製品があるという形で説明していただきます。

[工程を超えたシステムへ]
 工程間にまたがる情報交換の方法は,CIP4/JDFなどのようにdrupa2000において姿が見えだした。こういった情報交換の仕組みは,印刷物作成のワークフローを自動化するのに必要で,従来は工程数が多いために印刷メディアが負っていたハンディが大幅に取り除かれることが期待できる。
 プリプレスはすべてが汎用なコンピュータ内でのデータ処理として行われるようになり,人間が作業を目で追いかけることはできなくなった。Acrobat5.0はコンテンツ自身にXMLでメタデータを埋め込めるようにし,転送された先でもコンテンツの適切な処理ができるようにした。
 プルーフを終えた最終イメージは,CTP,DI印刷機,デジタル印刷機などによって,直接紙にイメージングされるので,これら印刷も含めたカラーマネジメントが印刷物作成のインフラとして必要になった。
 印刷機はそれ自身でクローズドな自動化をするだけではなく,外部とも情報交換を可能にして統合的な管理をする方向にある。また印刷までの高速化に追いつかなかった仕上げの加工工程とも作業データの交換をして,全工程を通して滞留時間を最少にすることが取り組まれている。
 こういった印刷のFA,CIM化に向けたワークフロー自動化の取り組みは,印刷もサプライチェーンの一環となるような将来の発展を示唆するものといえよう。

技術トピックス プログラム  10:00〜15:15
 1. ドキュメント共有ソリューション「Acrobat5.0」

アドビシステムズ株式会社

 2. 水なし平版用サーマルCTP「PRIAM」
東レ株式会社

 3. ブランケットを備えたデジタル印刷機「NexPress2100」
ハイデルベルグ・ジャパン株式会社

 4. 菊全判4色デジタルオフセット印刷機「PROJECT D」
株式会社小森コーポレーション

 5. A3判コンパクト4色DI機「RYOBI 3404DI」
リョービ株式会社

 6. CIP4の製本への展開「FCS100・コンピュカット」
ハイデルベルグ・ジャパン株式会社

 7. 印刷機におけるネットワーク利用「統合印刷システム」

三菱重工業株式会社

 8. 印刷を巻き込んできたカラーマネージメント

日本プリンティングアカデミー 濱 照彦 氏

特別講演 「モノ作りの枠組みを支配する環境問題」  15:30〜17:00
 印刷というモノ作りは,品質,コストが競争の基本的な要素であったが,近年はスピードが大きな要素となり,工程間のブリッジや工程統合の動きが活発化した。さらに今日では環境問題が印刷を含むすべてのモノ作りの世界にとって課題になりつつある。
 それは循環型社会構築が先進国各国の主要なテーマになり,この実現に向けて産業政策の見直しがされているからである。日本においても各種リサイクル法や環境法の制定,地方自治体を巻き込んだグリーン購入など,急速な変化が起ころうとしてる。
 その中で,印刷の品質やコストなどの基本的な要素でさえも,環境対応を優先にして捉え直しが迫られている。企業の評価もエコファンドのような環境保全活動を加味したものが現われるとともに,環境対応が企業の中で効率的にマネジメントできるようにするための環境会計のガイドラインも公表された。
 モノ作りを進める上では,環境負荷低減に貢献する環境経営によって,企業の価値が増加するという意味で,環境問題は戦略的な課題になった。

 特別講演1 「環境問題と容器包装材料の対応動向」

株式会社東洋紡パッケージング・プラン・サービス
情報調査部 部長 村内 一夫 氏

 特別講演2 「経済構造をかえる環境会計」
環境省 環境経済課 課長補佐 沢味 健司 氏

 環境省のご厚意で,環境省発行の環境会計や環境活動に関する次の5つの資料(合計770余ページ)を配布致します。
(1)環境会計ガイドブック (A4判 218ページ 平成12年3月発行)
 環境会計システムの導入のためのガイドラインやQ&A,取り組み事業者の多くの事例など。
(2)環境会計ガイドブックU (A4判 243ページ 平成13年3月発行)
 国内や海外の環境会計への取り組みや動向,業種別ワーキンググループの活動内容,環境会計事例など。
(3)事業者の環境パフォーマンス指標 (A4判 178ページ 平成13年2月発行)
 環境パフォーマンス指標の目的・枠組み・他の指標との関係,環境パフォーマンス指標による評価,環境パフォーマンス指標など。
(4)環境報告書ガイドライン (A4判 82ページ 平成13年2月発行)
 環境報告書の目的・あり方・記載内容など環境報告書作成のための手引き書。
(5)環境活動評価プログラム (A4判 50ページ 平成13年3月発行)
 環境活動評価プログラムの構成と実施体制,評価項目の選択,環境への負荷や環境保全への取り組みの自己チェック,環境行動計画の作成・実施・見直し,など。

会場
 クロスタワーホール(旧 東邦生命ホール)
 東京都渋谷区渋谷2-15-1(JR渋谷駅南口より徒歩10分)

参加費
 社団法人日本印刷技術協会会員:無料
 プリンターズサークル購読者:無料
 一  般:8,000円(当日,会場受付でお支払い下さい)

定員と申込み  
 定員:300名
 お申込はこの申込書をプリント出力して,FAX(03−3384−3168)でお送り下さい。

主催
 社団法人日本印刷技術協会

問い合わせ
 社団法人日本印刷技術協会 研究調査部
 JAGATトピック技術セミナー担当 伊藤
 Phone: 03-3384-3113/Fax: 03-3384-3168

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