第30回 JAGATトピック技術セミナー
■ 開催日時
2003年12月10日(水) 10:00〜17:15
(社)日本印刷技術協会会員とプリンターズサークルご購読の皆様は,参加費無料です。
定員になり次第締め切らせていただきますので,お早めにお申込下さい。
■ 趣旨
プレミア・プログラム第3弾である本セミナーは,印刷・製版関連の新製品を紹介することにより,新しい技術の流れをお知らせすることがねらいです。
各製品の発表については,開発思想や方向性を強調し,その下で具体的な製品があるという形で説明していただきます。
[デジタルの流れを印刷に活かす]
高画素数のデジタルカメラが普及し,画像はRGBデータで入稿され,コンテンツはXMLで管理され,マルチメディアも印刷も同じ土俵で扱われ,それらは印刷にもプリントにも多様な出力となって現われる。このようなデジタルデータの流れに印刷ビジネスが位置付けられるようになった。
クライアントにおける情報の扱いや,情報の受容者の行動変化を無視して印刷の物的生産性だけを求めても,印刷の価値が認められ難いばかりでなく,デジタルメディアに比して印刷のパフォーマンスは相対的に悪いと判断されかねない。
このような市場と印刷界のズレを防ぐには,印刷作業の全工程を迅速かつ,きめの細かいサービスができるように見直して,リアルタイムに管理や制御が容易にできるIT環境を備えなければならない。これがMISやJDFのミッションである。
ITと直結してオンデマンドで使えるプリンタは,印刷に比べて用途が限定され,今でもプリントと印刷の技術的な隔たりは大きいが,さまざまな機能特化したプリントエンジンの発達により,徐々に印刷以上のパフォーマンスを発揮できる分野が出てきた。
印刷やプリントの多様化は,汎用の装置でスケールメリットを出す競争の一方で,印刷需要の側からの個々の業務のさらなる効率化に向けて特化していく傾向もある。デジタル環境の成熟が新たなニッチ印刷ビジネスを生み出そうとしている。
■ 技術トピックス プログラム 10:00〜16:15
【午前の部】 10:00〜12:00
1. AdobeRGBとその対応
社団法人 日本印刷技術協会
2. AdobeRGBに色域を拡大したディスプレイ「RDF225WG」
NEC三菱電機ビジュアルシステムズ 株式会社
3. クロスメディアのワントゥワンツール「XM Pie」
サカタインクス 株式会社
4. 高速,高精細ノンインパクトプリンターの動向
千葉大学工学部 教授 北村孝司 氏
【午後の部】 13:00〜16:15
5. 大型平面式UVインクジェット印刷機「Inca Eagle H」
株式会社 コムテックス
6. 水なし平版専用キーレス5色オフセット印刷機「Eco-Grapher」
ハマダ印刷機械 株式会社
7. 印刷機インライン印刷不良検査装置「PIS3000」
ウェブテック 株式会社
8. 見逃しがちなJDFで目指す自動化のポイント
社団法人 日本印刷技術協会
9. 今後のMISの姿を示す「PrintSapiens」
株式会社 オリーブ
10. 究極の生産性システム実現へのステップアップ提案
ハイデルベルグ・ジャパン 株式会社
■ 特別講演 「電子タグ(RFID)が作る,ユビキタス社会のインフラ」 16:15〜17:15
社団法人 日本自動認識システム協会 研究開発センター長 柴田 彰 氏
1980年代に事務処理はOA化し,さらに1990年代のインターネット化によって,デジタルのインフラが出来あがった。これらのITによる業務プロセスの変化に伴って,軽印刷・帳票・ビジネスフォームなどの印刷分野は大きく変わった。これからもビジネスの変化は印刷の業態を変えていこうとしている。
今日ではITインフラがさらに高速化・ユビキタス化に向かうとともに,これらインフラの上での応用の段階に入っている。そこでECが大きく採り上げられたが,販売局面のオンライン化だけでは真の効率化になはらず,ロジスティック・物流のオンライン管理というもうひとつのインフラが求められる。
そこでこれまで商品管理など物の認識のために使われていたバーコードに代わって,小さなICと無線を使った電子タグ(RFID)を使うことが焦点になっている。非接触でしかも無人でデータを読み取ることができる電子タグにより,管理できる局面は非常に広がり,トータルとして管理のレベルを上げることができる。
ITインフラの上ではコンビニや宅配業者が独自の物流管理で成果を上げたが,次はユビキタスな管理が社会のインフラ化して,さまざまな応用に波及しようとしている。
このようなRFIDをめぐる国内・海外の市場動向,先進事例,RFIDとネットワークがもたらす未来像などについて,RFIDの標準化を進めているISO/IEC JTC1 SC31国内委員会委員長 柴田 彰 氏が講演する。
[講師略歴]
1947年生。1971年日本電装(株)(現在のデンソー)に入社。以後,自動車用アンチスキッド,オートドライブ,エアコンなどの制御機器の 設計に従事。1982年頃よりバーコードリーダの設計に従事し,2001年(株)デンソーウェーブ設立と同時に出向し現職は自動認識事業部主幹。ISO/IEC JTC1 SC31国内委員会委員長,ISO TC122/TC104 JWG国内委員会幹事,ISO TC122 WG4/WG7委員,ISO/IEC JTC1 SC37 国内委員会委員,(社)日本自動認識システム協会研究開発センター長,(社)電子情報技術産業協会AIDC委員会委員長。
■ 会場
国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール(案内図はこちら)
東京都渋谷区代々木神園町3−1(小田急線参宮橋駅より徒歩約10分)
■ 参加費
社団法人 日本印刷技術協会会員:無料
プリンターズサークル ご購読者:無料
一 般:8,000円 (当日,会場受付でお支払い下さい)
■ 定員と申込み
定員:300名 (定員になり次第締め切らせていただきます。)
満員御礼! 申込受付は締め切らせていただきました。
■ 主催
社団法人 日本印刷技術協会
■ 問い合わせ
社団法人 日本印刷技術協会 研究調査部
JAGATトピック技術セミナー担当 伊藤
Phone:03−3384−3113/Fax:03−3384−3168
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