JAGAT トピック技術セミナー 2004
■ 開催日時
2004年12月8日(水) 10:00〜17:20
(社)日本印刷技術協会会員とプリンターズサークルご購読の皆様は,参加費無料です。
定員になり次第締め切らせていただきますので,お早めにお申込下さい。
■ 趣旨
プレミア・プログラム第3弾である本セミナーは,印刷・製版関連の新製品を紹介することにより,新しい技術の流れをお知らせすることがねらいです。
各製品の発表については,開発思想や方向性を強調し,その下で具体的な製品があるという形で説明していただきます。
[デジタルでフレキシブルな生産システム]
デジタルになって何かと制約が多かった時代を通り過ぎて,設備の開発も利用も柔軟でさらに生産効率の上がる次ステップに向かっている。かつてメカトロは単一機械内部のテーマであったのが,印刷工程全体がネットワークで管理されるようになって,工程間の連携をとるためのプリセットとかデータ交換を目的に,高度な設計がされるようになってきた。
JDFは新しい印刷機などには仕組みとして最初から取り入れられ,またAcrobatなどプリプレスの出口からJDFが使えるなど,実際にJDFでカバーする範囲が広がり,それにつれてJDFツールが増えている。生産管理面ではかなり具体的にJDF応用を考えられるようになった。
カラーマネジメントの普及により,それぞれの仕事のカラー原稿ごとに,どのように色を合わせていくかという考え方から離れて,印刷機を含めて色を扱う各装置ごとのプロファイルを捉えるとか,各装置の色再現性の安定化に視点が移った。その次の段階の応用としてリモートプルーフや,モニタプルーフという,校正の流れの変化を起こそうとしている。
オフセット印刷はCTPが主流になり,残された多様な仕事に合わせてCTPは小型化多様化にある。一方でデジタル印刷は次第に長いロットを扱うようになり,両者の分岐点の考え方も変わる。発注側は印刷方式にとらわれないフレキシブルな選択が可能になろうとしている。
ハイエンドの印刷機の次ステップはシャフトレスから始まり,ダイレクトドライブ,スリーブ型の版,バリアブルカット長など,斬新な機構が取り入れられ,また用紙も印刷適正の改善がされるなど,印刷の常識も変わろうとしている。
これら生産システムの向上をどうコストダウンや商機につなげるかという点でMISの重要性が高まりつつある。
■ 技術トピックス プログラム 10:00〜16:20 (講演順序,講演時間は都合により変更することがあります。)
【午前の部】 10:00〜12:00
1. CTPの最新トレンド
社団法人 日本印刷技術協会 参事 相馬 謙一
2. JDF対応制作業務管理システム「Riteinfo」
大日本スクリーン製造 株式会社
3. Acrobat 7.0 Professionalの新機能とJDF対応
アドビシステムズ 株式会社
4. RGBモニター・リモートプルーフ「Machiprint Virtual Proofing System」
コダック ポリクローム グラフィックス 株式会社
【午後の部】 13:00〜16:20
5. ネット上でカラーマッチングを行うリモートプルーフサービス「inter-Graphics」
富士ゼロックス 株式会社
6. 高速インクジェットデジタル印刷機「Kodak Versamark VX5000e」
コダック ヴァーサマーク ジャパン 株式会社
7. オフセット印刷に迫るデジタル印刷機「iGen3」
富士ゼロックス 株式会社
8. 版再生装置「RPS-X1」とバリアブルオフセット輪転機「DIAMOND 16MAX-V」
三菱重工業 株式会社
9. オフセット印刷機の進化
大日本印刷 株式会社 技術開発センター生産総合研究所 SPI推進第2部 エキスパート 加山 周二 氏
10. インキ速乾性コート紙「OKトップコート+」
王子製紙 株式会社
■ 特別講演 16:20〜17:20 (講演時間は都合により変更することがあります。)
「デジタル家電の現状と将来」
講師:(株)日立製作所 研究開発本部 デジタルアプライアンス研究センター センター長 鈴木 教洋 氏
日本の高度成長時代にはさまざまな分野で「三種の神器」という合言葉が使われたが,今この言葉の生きているところはデジタル家電しかない。デジタル家電はいろいろな意味で台風の目となっている。俗にいう景気高揚という経済牽引力にとどまらず,従来の白物家電とは違って,その中身は汎用性の高い電子部品であり,家電業界の立場は国にとっても,より戦略的な位置に変化しつつある。また高度な情報機器が家電として普及することで,既存の情報メディアと放送機器・AV機器との間でのコンテンツの交流や,クリエータの活躍の場の創出,あるいはコンピュータとネットワークのパラダイム変化など,多方面に影響を与えることが予測される。
株式会社日立製作所は10月1日付でコンシューマ事業統括本部を新設し,戦略策定,新規戦略製品開発を行い,またデジタル家電事業拡大に向けて研究開発体制強化のために,デジタルアプライアンス研究センタを新設し,高画質画像処理技術,コンテンツ蓄積検索技術,ホームネットワーク技術など,デジタル家電の先行開発を推進している。
コンシューマ事業は情報通信システム事業やオートモティブシステム事業と並ぶ注力事業と位置付けられ,「新時代のライフラインを支えるソリューション」を提供する。このことは日立グループ全体の戦略であり,ユビキタスプラットフォームグループや日立H&Lなどの最終製品の会社と情報メディアデバイスの会社などグループの経営資源を最大限に活用し,デジタル家電事業と白物家電事業を統括することによるシナジー効果の創出,事業の強化育成を目指している。
[講師略歴]
1986年東京大学工学部電気電子工学科修士課程終了,日立製作所中央研究所入所。
ワイドクリアビジョン放送等の放送方式の研究開発に従事し,その後,米国コロンビア大学客員研究員を経て,メディアプロセッサの映像アプリケーション開発に従事。
現在は,研究開発本部デジタルアプライアンス研究センタにて,デジタル情報家電の研究開発を推進。
工学博士,映像情報メディア学会会員,IEEE会員
■ 会場
国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール(案内図はこちら)
東京都渋谷区代々木神園町3−1(小田急線参宮橋駅より徒歩約10分)
ラッシュ時は小田急線踏切が混雑します。お時間に余裕を持ってお出かけ下さい。
■ 参加費
社団法人 日本印刷技術協会会員:無料
プリンターズサークル ご購読者:無料
一 般:8,000円 (当日,会場受付でお支払い下さい)
■ 定員と申込み
定員:300名 (定員になり次第締め切らせていただきます。)
お申込は,この申込書をプリント出力して,FAX(03−3384−3168)でお送り下さい。
■ 主催
社団法人 日本印刷技術協会
■ 問い合わせ
社団法人 日本印刷技術協会 研究調査部
JAGATトピック技術セミナー担当 伊藤
Phone:03−3384−3113/Fax:03−3384−3168
|