JAGAT トピック技術セミナー 2005

[関連記事] よどみなき生産を目指して
        印刷もハイブリッド時代


開催日時
  
2005年12月14日(水) 10:00〜17:20

(社)日本印刷技術協会会員とプリンターズサークルご購読の皆様は,参加費無料です。
     定員になり次第締め切らせていただきますので,お早めにお申込下さい。

趣旨
 プレミア・プログラム第3弾である本セミナーは,印刷・製版関連の新製品を紹介することにより,新しい技術の流れをお知らせすることがねらいです。
各製品の発表については,開発思想や方向性を強調し,その下で具体的な製品があるという形で説明していただきます。

[よどみなき生産を目指して]

 日本の製造業は厳しい条件下にもかかわらず,かつてない生産性への挑戦がなされている。印刷においても,これまでの制作工程間では異質の生産システムへバトンタッチが必要で,それに伴って作業の滞留や材料の無駄が発生したが,よどみなき生産を目指して印刷の各分野が大きくステップアップしようとしている。
●ワークフローはネットワークの中にあり
 オープンシステムのDTPのトラブルの多くはPDF化によってある程度解決でき,PDF化は大潮流となった。さらにネット上の協同作業構築のためにはどこでも同じようにフォントが使える流通革命が起きつつある。
 ページ制作では流し込みの効率化のために前処理して自動組版を指向する流れがあり,その便利なツールやレイアウトシステムの連携などが取り組まれている。
 ページ制作から出力指示もネット上で進展し,またJDFのようにオープンな情報交換で,従来印刷にもデジタル印刷にもつながるような方向がでてきた。印刷制作の今までのボトルネックはネットワーク上で解決されつつある。
●夜明け前のデジタル印刷
 世界的には盛り上がっているデジタル印刷であるが,日本国内に限っては足踏み状態に見える。2005年には明細書のバリアブル印刷が多く立ち上がったように,状況は確実に進展している。デジタル印刷機も各社新たな世代が投入されるようになった。
●印刷加工の一貫化と高付加価値化
 枚葉印刷機は両面多色に移行するだけでなく,印刷機上でのインキジェットによるバリアブル印刷,表面加工などのインライン加工,紙以外の素材への高級印刷など,ワンパスで最大の付加価値が得られるようなシステム化が重要視されるようになった。

技術トピックス プログラム  10:00〜16:20  (講演順序,講演時間は都合により変更することがあります。)
 【午前の部】 10:00〜12:00
    1. フォントのライセンス契約 「MORISAWA PASSPORT」

株式会社 モリサワ

    2. RDBやExcelのデータをDTP・HTMLへバッチ処理 「DTP Spider」
富士フイルムシンプルプロダクツ 株式会社

    3. 雑誌編集制作を効率化するInDesignプラグイン
方正 株式会社

    4. PDFワークフローを標準化 「Enfocus Certified PDF Workflow」
株式会社 ソフトウェア・トゥー

 【午後の部】 13:00〜16:20
    5. EFIのJDFによるプリントワークフロー
イー・エフ・アイ 株式会社

    6. PODマーケットと最新デジタル印刷機
トッパン・フォームズ 株式会社 IMS統括本部販促本部販促二部 部長 牟田克彦 氏

    7. フルカラーバリアブルインクジェット印刷機 「Truepress Jet520」
大日本スクリーン製造 株式会社

    8. 印刷機システムに組み込むインクジェット方式のプリントモジュール
キヤノンファインテック 株式会社

    9. 特殊原反への印刷 「LITHRONE S40」
株式会社 小森コーポレーション

    10. 両面ワンパス水性コーティング ハイデルベルグ「Speedmaster SM 102-10-P」
ハイデルベルグ・ジャパン 株式会社

特別講演  16:20〜17:20  (講演時間は都合により変更することがあります。)
  技術の到達点としての「ロボット」

講師:トヨタ自動車株式会社 パートナーロボット開発部 主査 山下 勝司 氏

 「ロボット」化という問題はすでに技術進化の模索すべきビジョンではなく,まぎれもない規定のコースとなっていると言えよう。そのロボットが産業,生産の現場のみならず,社会生活の中に組みこまれたとき何がどう変わるのか……。

 先の愛・地球博でも,少子高齢化,労働力減少問題への解決策の一つと目される「パートナーロボット」演示が話題を呼んだ。その出展を行なったトヨタ自動車は1970年代から産業用ロボット開発に取り組み,2000年にはパートナーロボット開発に着手しパートナーロボット開発部という専従部署を持つ。
 世界一と言われる日本のロボット技術の中でも,その実用化の先頭を走っているトヨタ自動車によれば,ロボット市場は2025年に7兆円超と考えられ,少子高齢化社会が進む中,その実用化は社会全体の大きな期待であり,トヨタは総力を結集しあらゆる可能性を追求する,としている。そして二足歩行型のみならず「二輪走行型」「搭乗歩行型」等,適用分野に応じた様々な形態のロボット開発。制御には車両制御技術だけでなくグループ各社のセンサー技術を応用する等,グループを挙げた開発に臨んでいるとし,「車で実現した技術を,ロボットで応用したい」と結んでいる。

 「アシスタント」「福祉」「製造」「モビリティ」分野への適用が目されているこのロボット技術には,例えばRFIDタグを活用したロボットのコントロール。それによるビルの外壁等危険箇所の清掃。高齢者等の移動支援。警備。リハビリ支援。……等々のロボットが社会生活を支えるという従来の固定観念では捉えきれない新しいイメージも作られつつある。
 遥か遠い未来ではなく,5年,10年後という近い未来の中に見えてきた「ロボット」の日常化を睨みながら,印刷も含めた産業全体の選択すべきコースを遠視する。

[講師略歴]山下 勝司(やました まさし)氏
1962年 兵庫県生まれ。1985年 九州大学工学部動力機械工学科卒業。同年 トヨタ自動車に入社。生技開発部にて,自動車の制御開発業務に従事。2003年より,パートナーロボットの開発に従事。 計測自動制御学会会員,自動車技術会会員。工学博士(東京大学)。1998年 東京大学非常勤講師。2003〜2005年 名古屋大学非常勤講師。

会場
  国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール(案内図はこちら
   東京都渋谷区代々木神園町3−1(小田急線参宮橋駅より徒歩約10分)
    ラッシュ時は小田急線踏切が混雑します。お時間に余裕を持ってお出かけ下さい。

参加費
  社団法人 日本印刷技術協会会員:無料
  プリンターズサークル ご購読者:無料
  一  般:8,000円 (当日,会場受付でお支払い下さい)

定員と申込み
  定員:300名 (定員になり次第締め切らせていただきます。)
  お申込は,この申込書 をプリント出力して,FAX(03−3384−3168)でお送り下さい。

主催
  社団法人 日本印刷技術協会

問い合わせ
  社団法人 日本印刷技術協会 研究調査部
  JAGATトピック技術セミナー担当 伊藤
  Phone:03−3384−3113/Fax:03−3384−3168

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