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テキスト&グラフィックス研究会における技術トレンドと課題を整理し、2010年のグラフィックアーツ環境を展望する。
経済環境の急速な悪化に伴い、メディア・印刷産業の周辺でも地殻変動が起こりつつある。クライアントとの受発注コミュニケーションも大幅な見直しが行われており、生き残るための方策を一から考える必要がある。
昨今のDTP制作の最大の課題は自動化である。
InDesignの自動組版プラグインやサーバー自動組版が注目されている。
辞書やマニュアル・教材の分野では、XMLデータベースから自動組版をおこなう手法が本格化してきた。
デジタル印刷分野では、印刷機そのもの以外に、Web to Printで入稿・受発注管理や作業を自動化するシステムに関心が集まっている。
グラフィック分野では、3DのCADデータから写真画像を生成するサービスが本格化している。発注者にとって撮影コストの削減に加え、製品発売の期間短縮もできるなどメリットが大きい。
カラーマネジメントや印刷の標準化、広色域印刷や分光画像による色再現精度の向上も進められている。
デジタルサイネージは、マス広告が低迷する中で有力な広告媒体として注目されているが、典型的なクロスメディアビジネスのツールとも言える。
今回は、2009年度のテキスト&グラフィックス研究会における技術トレンドと課題を整理し、2010年以降の方向を考察する。
富士ゼロックスの小澤一志氏には、顧客コミュニケーションの本質に迫る内容の特別講演をお願いする。
1年間の技術トレンドを再確認する意味でも、ぜひご参加願います。
2010年03月17日(水) 14:00-16:30
■14:00-15:00 顧客接点モデルをデザイン制作に活用する考え方
富士ゼロックス株式会社 研究技術開発本部 コンサルタント 小澤 一志 氏
■15:00-15:40 DTP制作の課題とWeb環境・自動組版の活用
<会場>
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
■JAGAT会員/一般 5,000円(税込)
<要項>
■Webからの参加申込み(ショッピングカート方式):
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※Webからの参加申込には、JAGAT Web会員の登録が必要です(無料)
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■参加費振込先
参加費は下記口座にセミナー開催日の2日前までにお振り込み願います。なお,お申込み後の取り消しはお受けできません。代わりの方のご出席をお願いします。
■FAXからの参加申込み:
以下の申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
「急変するメディア環境とグラフィック・ビジネス」:申込書
(テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
●内容に関して
(テキスト&グラフィックス研究会)TEL:03-3384-3113
●お申し込み及びお支払に関して
(サービスサポートセンター) TEL:03-5385-7185