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<電子書籍時代の異体字利用> 異体字を扱うためのIVSの仕組みと対応状況、および絵文字のUnicode標準化動向を取り上げる。
AmazonのKindleやAppleのiPadなど、電子書籍の話題が活発となってきた。電子書籍端末で新聞・雑誌や小説を購読し、教科書や問題集で勉強するという時代が間近に迫っていることは疑いない。
印刷物を製作する際の異体字は、外字やグラフィックとして対処することが可能だが、検索やリンクを前提としたWebや電子書籍では、従来以上に異体字の扱いが重要になってくる。
WindowsVistaやMac OS Xでは、第3・第4水準漢字や表外漢字字体表に対応したJIS X 0213:2004がカバーされ、扱える文字は大幅に増えた。しかし、人名や地名・会社名などでは文字コードが割り振られていない異体字が必要なこともある。それらの異体字を扱うには、プラットフォーム、アプリケーション、フォントがIVS(Ideographic Variation Sequence)という異体字を識別する仕組みに対応していなければならない。
Windows7はOSレベルで新たにIVSに対応している他、アドビの小塚フォント(Pr6N)もIVSに対応している。今回は、IVSの仕組みと対応状況について話を聞く。
さらに日本発祥である絵文字のUnicode標準化動向についても取り上げる。
2010年04月07日(水) 14:00-16:20
■14:00-14:15 異体字利用の拡張とUnicodeの課題
有限会社スコレックス 取締役 小林 龍生
■14:15-15:00 Unicode によるJIS X 0213への対応
■15:05-15:35 アドビが提供する文字セットとIVD
<会場>
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
■JAGAT会員/一般 10,500円(税込)
<要項>
■Webからの参加申込み(ショッピングカート方式):
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■参加費振込先
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「異体字利用の拡張とUnicodeの課題」:申込書
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