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※ オフセット品質のデジタル印刷機による校正印刷は、新時代の校正となる可能性を秘めている。デジタル印刷機による校正のメリットとは?
色校正・校正印刷はオフセット印刷になくてはならないものだったが、取り巻く状況は環境衛生問題をはじめ、低コスト化、印刷標準化など大きく変化している。ハイエンドDDCPも、コスト面の制約から利用が激減している。
そうした中、インクジェットプルーフは機器の安定性や色の再現品質の向上、網点イメージ出力も可能など、今では有力な校正手段となっている。
通常のインクジェットプルーフでは専用紙を使用するため、質感が異なるという制約があるが、新たな専用インクやプレコート技術の開発によって印刷本紙への出力が可能になった。
また、最近ではオフセット品質のデジタル印刷機によって校正印刷にトライする事例が出てきた。
一般にデジタル印刷の1枚当りのコストはオフセット印刷と比較すると高いと言われているが、校正印刷の用途で考えると事情は大きく変わってくる。デジタル印刷であるため、当然ながら版が不要である。版が必要な平台校正と比較すると短納期・低コストとなる。
さらには、高い色再現品質、極小ロット対応、試し刷り不要の安定性などメリットが多い。
校正印刷ビジネスとして考えると、今後は平台や本機校正に代わっていく可能性を秘めている。
本セミナーでは、オフセット品質のデジタル印刷機による校正印刷の事例と印刷本紙を使ったインクジェットプルーフをテーマに取り上げ、新時代の校正・校正ビジネスの方向性を考えてみたい。
2012年10月16日(火) 14:00-16:00(受付は13:30より)
<会場>
公益社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
一般/JAGAT会員 10,500円(税込)
テキスト&グラフィックス研究会会員 無料
<要項>
■FAXからの参加申込み:
申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします.
●内容に関して
(テキスト&グラフィックス研究会)TEL:03-3384-3113
●お申し込み及びお支払に関して
(管理部(販売管理)) TEL:03-5385-7185