本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
印刷はアイディアを形にする手法であり、無限の可能性がある。トリックプリントと3Dプリンターの可能性と最新事例を取り上げる。
トリックプリント は、ブラックライトを照射することで画像が可視化するRGB発光インクを使った印刷であり、応用範囲はパッケージやDM、壁紙や床、ショーウィンドウ、グッズなど無限に考えられる。アイディア次第で、何にでも応用が可能である。例えば、スマートフォンの液晶保護フィルムは通常は透明であるが、ブラックライトを照射すると写真や絵が浮かび上がる。その他さまざまな事例が紹介される。
『MAKERS』は、日本でも昨年10月に出版され 、テレビや経済誌でも特集された書籍である。この本では、大資本がなくてもオープンソースのデザイン(CAD)ソフトと3Dプリンターを使えば、小規模のベンチャーや個人でもデスクトップで製品を製造(設計)するメーカー になることが可能になったと主張されている。3Dプリンターは、低コストでサンプルを製作できるだけでなく、小規模の製造ラインとすることも可能である。まさに、DTM(DeskTop Manufucturing)であり、「21世紀の産業革命」という可能性を秘めている。
印刷業界から見ると、「いつか来た道」「どこかで聞いたような話」である。パソコンの性能や価格が急速に向上し、DTP(DeskTop Publishing)が世界中の印刷を変革していった経緯とよく似た話だと感じる方も多いだろう。
本研究会では、トリックプリントの最新事例、3Dプリンターの可能性と最新事例を伺う。
※『MAKERS』:インターネット販売における「ロングテール」や、無料サービスを活用して利益を生み出す「フリーミアム」という概念を広めたことで知られるアメリカの『WIRED』誌の元編集長、クリス・アンダーソンが2012年に出版した書籍。
2013年01月29日(火) 15:00-17:00(受付は14:30より)
<会場>
公益社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
一般 10,500円(税込)/テキスト&グラフィックス研究会会員 無料
<要項>
■FAXからの参加申込み:
申込書をプリントして必要事項をご記入の上、FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
PDF版の案内はこちら から
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします.
●内容に関して
(テキスト&グラフィックス研究会)TEL:03-3384-3113
●お申し込み及びお支払に関して
(管理部(販売管理)) TEL:03-5385-7185