JAGAT Japan Association of Graphic arts Technology


本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

標準原価の日常運用

掲載日: 2011年10月18日

標準原価の求め方について、こちらの記事で紹介したが、今回は日々の業務のなかで作業実績を標準原価として計上していく手法について、印刷工程の例で紹介する。

JAGATでは、標準原価導入・運用のコンサルティングツールとして次のようなシステムを用意している。

メインメニュー

印刷計画を立てると同時にその仕事の標準原価と標準作業時間が算出され、進捗管理で実績登録(計画の消し込み)を行うと標準原価が印刷部門の売上として計上されるようになっている。

標準原価ツールの初期画面

印刷予定組

標準原価ツール:印刷計画フォーム
※クリックすると拡大します。

操作手順

  1. メインメニューの「印刷計画を立てる」-「計画する」ボタンをクリックすると、基幹システムに登録されている受注情報が取り込まれる。印刷予定日は、営業マンが受注登録するときに設定した印刷日程を基準としている。
  2. 工務担当者は、現在の進捗状況をみながら、実際の印刷日、印刷号機、印刷順序を指定していく。
  3. 「確定」ボタンをクリックすると計画が確定となり、背景の色が変わる。

進捗管理

標準原価ツール:進捗管理フォーム
※クリックすると拡大します。

操作手順

  1. 印刷機に予定を割り当てると、その仕事の標準原価と標準作業時間が自動的に計算される。
  2. 「完了」ボタンをクリックすると、その仕事の標準原価が部門売上として計上される。
チェックポイントとしては、営業が受注した印刷値段は標準原価と比較して妥当かどうか(本来のチェックのタイミングは事後ではなく受注時であるべき)、実際の作業時間は標準時間と比較してどうだったかという点となる。また、月次の作業実績を標準原価ベースで集計して部門売上とし、月次の実際の部門コストと比較すれば、部門別の収支管理が可能となる。

マスター設定

標準原価の自動計算の根拠として、標準原価の求め方で紹介した計算条件がマスターデータとして設定されている。

標準原価ツール:マスタデータ1標準原価ツール:マスタデータ2標準原価ツール:マスタデータ3

本ツールについての問い合わせは このメールアドレスはスパムボットから保護されています。観覧するにはJavaScriptを有効にして下さい まで

(花房 賢)

関連セミナー

2011年11月16日(水) 印刷業利益管理(PMP)システム導入の手引き

(C) Japan Association of Graphic Arts Technology