結果がついてくる!『企画提案スキル徹底体得・定着塾』レポート
掲載日: 2009年07月09日
ラインナップ
①<講師冥利に尽きる!受講者からの報告メール>
②<尊い気づきが確認できる!前回受講者のトレース例>
③<成功要因は制作担当者の主体性!研修成果報告書>
④<企画提案を成就させるための講師からのオリエンテーション>
*参考記事:Printers Circle連載「マネジメントQ&A」第20話:志のある者は同志を持て
①<講師冥利に尽きる!受講者からの報告メール>
報告デス!! 先生にすーごくお世話になりました企画・・・【町を元気に!】
私のブログに魔法がかかりました。
町の農業・環境団体よりホームページのご依頼があり、見積もりokということで(ついさっき)受注が決まりました!
このお仕事は、私が町で行われている各活動を取材してHPの記事にする&頻繁に更新するというもので、私のブログを気に入ってのご依頼とおっしゃってくださり大変嬉しい出来事です。
取材の経験はないのですがつい先日、これもブログを通じて誘われたイベントに行き、新聞社さんのプロの仕事をまじかで拝見する機会があり、偶然にも、こんな風にするのかぁーと勉強になりました事もあり、もっと勉強しつつがんばっていきたいと思います。しかも、↑このイベントでお会いした植物の専門家の先生に町の雑誌のご注文をいただき、これはこの先長くなるお仕事ではありますが、町をもっと知れる&お仕事になるという、大変喜ばしいお声がけを頂きました!
なんだか最近になってポンポンと嬉しい話が舞い込んでくる、私のブログ。
先生がおっしゃってた「続けること」でだんだん・・町内&県内&県外にまで町の素敵生活が浸透しつつあります。そしてなにより自分や身近な人達(家族や友達)が町をどんどん好きになってくれている気がします。(中略)
役場の宣伝担当者様に、町の宣伝部長と言ってもらえて・・♪ どうしても先生にご報告&お礼が言いたくてメールしました(受注・・このタイミングを待ってました)。
また先生にお会いできる日を楽しみにしております。
②<尊い気づきが確認できる!前回受講者のトレース例(講座最終日に作成)>
~良かった点(上手くできたこと)~
・仕事に取り組む姿勢の変化。※人に相談や質問など確認して作業をする姿勢。
・視野を広げた考え方。※客観的に見る力、判断力の取得。
・取引先の反応に変化があった事。※いっしょに考えるという気持ちが伝わった。
~悪かった点(上手くできなかったこと)~
・無知な情報に対して理解力、処理能力が劣っている事。
・行動、発想に大胆さが欠けている。
・まとめる力が不足している。
・情報収集の不足。
~今後の活動計画(組織へのフィードバック方法)~
・社内へ報告し、今やらなければならない事を伝え、その上で今後の勉強会等に関して検討してもらう。
~講師からのアドバイス~
【持ち味】◎ひたむきな取り組み姿勢とそれを維持できる根気⇒講座期間内でのレベルアップはプラス評価できる
【克服すべき課題】●論理的思考とクリエイティビティの欠如←新たな知識や基礎的な理論に対する未熟な吸収力・理解度←
人の話を聞く力の不足⇒☆解決策:常日頃からの幅広い視野での情報収集活動(雑学の蓄積)による"引き出しづくり"の励行 ●組織に対する従順さゆえのアグレッシブさの欠落⇒☆解決策:社内研修の社内提案(ボトムアップ)という企画提案の実践による主体的かつポジティブなアクションの実績づくり
③<成功要因は制作担当者の主体性!研修成果報告書(自治体への提出文書の抜粋)>
取り組むべき課題
社内研修での企画提案実践道場(『企画提案スキル徹底体得・定着塾』)の実施による営業成果の追及とプランナー、マネージャーの人材育成⇒昨年度に実施した同様のカリキュラムの第2段階として、より成果を追求したレベルアップを図るために、以下の進化型・取り組み手法を導入する。
*昨年度は受講者にとって初めての企画提案の本格実施であったため、当初の案件の掘り起こし段階からアドバイスを行ったが、企画立案~プレゼンテーションまでの期間短縮
を図るべく、今年度においては予め社内において取り組み企画化案件を抽出しておいた上で、アドバイスを開始する。
*昨年度は営業戦力の活性化を主眼に置き、受講対象者を営業担当者としたが、魅力的な企画提案に不可欠なクリエイティブ力やプレゼンテーションにおいて鍵を握るデザイン
力を補うべく、今年度は当初より制作担当者を含めた案件ごとのプロジェクト体制を 採用する。
⇒営業と制作の共同作業による企画立案でのクオリティ・アップと共に、営業と制作の
チームワークや制作担当者が受け身にならない主体性・積極性を育むことによって、
自ずと業務受注成果につながる組織としてのポテンシャルを高める。
【第1回】 <プロジェクトチームの結成> <情報収集課題の確認と役割分担>
◎営業担当者が自らの責任案件としてミーティングを主導し、当初から制作担当者が主体的に打ち合わせに参加する形を採用してディスカッションができたことは、彼らにとって今後の仕事の進め方に対する規範となるであろう。
【第2回】 <企画提案書の中間チェック> <ビジュアル・サンプル作成の留意点>
◎講座終了後に制作の管理職から相談を受け、居合わせた営業課長も交えてヒアリングを行った。主たる相談内容は管理職としての本来の役割や責任と自分自身が抱える実務との葛藤という中間管理職にありがちな最初の関門であるが、本人の悩みは深刻であり、それをよく聞きながらセオリー、他社事例、経験談などを盛り込んで十分な時間を掛けて話すことにより、理解や納得の上で覚悟を決め、前向きに立ち向かう気持ちを新たにしてもらうことができた。こうした腹を割った話し合いが組織内においても必要である。
【第3回】 <プレゼンテーションのリハーサル> <トレース>
●今回の研修を振り返って、受講者各自からコメントを発表してもらった。各自の尊い気づきと今後の活動に対する抱負が述べられたが、特に前回の講座終了後に個別ヒアリングを行った制作課長のコメントは、デザイン性を重視した案件へのシフトを強い決意と共に明確に標榜した点において、実に素晴らしいものであった。
研修当初に目立った後向きな発言を思うと、著しい成長が評価できる。最後に、営業部長の進行による今後の業務のあり方に対する建設的な議論の時間を設けて、次のステップへ向けての布石とした。
◎全体的にみても、昨年度に続き受講した営業担当者は十分に学習能力を発揮し、より頼もしい存在に進化した反面、クライアントに対する取材のシミュレーション(演習)では取材能力の低さを露呈するなど、更なる能力開発の必要性も感じることとなった。
【効果の確認と今後の課題】
<企画提案による業務受注の可能性>
◎事前に案件を絞り込んだことや営業担当者の進歩、制作担当者との協力体制により、昨年度以上に現実的な企画提案が可能となり、業務受注の可能性は明らかに高まった。⇒プロジェクト企画化案件6件中3件の業務を受注!
<営業&制作のチームワークの養成>
◎
当初の打ち合わせ段階から制作担当者を入れて企画立案に取り組んだことは、企画の精度を高める上でも極めて効果的であり、何より制作担当者が本来の"ものづくり"に対するマインドを呼び覚ませて活き活きとしていたことは、皆が"機嫌よく楽しく"仕事をする今後のあるべき姿を示すこととなった。その象徴がオプション演習として行った懇親会の社内プロモーション(
事例参照 )であり、デザイン力を武器に企画提案の実効を上げていくに足る潜在能力を発揮してみせた。また、研修が終了した後日、若手を中心とした同志により管理職に対して業務改善へ向けた要望が自発的に出されるとの動きを聞き、制作スタッフの主体性・積極性を喚起する狙いは果たし、大きな成果を残すことができた。
<クリエイティブ力とマネジメント力アップが課題>
◎今後、更に活力ある組織へと進化し、文字通りクリエイティブな集団に成長するために、今回の研修を通して次の課題は以下のように明確となった。
(1) 営業担当者、制作担当者を問わず企画提案を特技にできるクリエイティビティの強化
(2) 企画提案の管理進行を統率・牽引しながら、人材個々の能力を最大限に引き出すことのできる管理職のマネジメント・スキルの習得
④<企画提案を成就させるための講師から受講者へのオリエンテーション>
隔週3回の講座で企画立案からプレゼンテーション&トレースまで完遂するには、受講者個々の"スケジュール管理能力(初動の早さと段取りの徹底)"が問われます。
そこで、講師が以下のようなサポートをいたします。
*受講申し込み~講座開始まで:事前アンケートの配布(提出)、レジュメの配信
(案件の掘り起こしによる企画化案件の決定&情報収集課題の確認を先行実施)
*講座期間中のインターバル:次回までの課題に基づく進捗状況の確認(報告)と
アドバイス(メールでのやり取りの励行)、テキスト&問題集でマーケティングに関する知識を補足、講座後の時間(放課後)を利用したアドバイスとコミュニケーションを実践
*講座期間終了後:企画提案書&ビジュアルサンプル最終チェックやプレゼンテーションへ向けたアドバイスなどのアフターケアも実施
いざ蓋を開けると1カ月という講座期間は瞬く間に過ぎていきますが、実際にはそれくらいのタイムスパンでの企画提案が求められますから、凝縮した密度の濃い講座の受講が不可欠なのです。その意味では、受講をお申し込みいただいた時点から既に研修はスタートしますので、できるだけ早い段階での受講のお申し込みをおススメしています。心よりお待ち申し上げております!(苅田和房)