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印刷業界でも海外を生産拠点として使う意味での国際化は進んできた。しかし、多くの製造業が海外市場を志向するように印刷産業にも海外進出の可能性はあるのだろうか。改めて印刷会社の国際戦略を考える。
かつて見られた印刷市場における過度な中国脅威論は大きく後退し、近年、日中は特にDTP分野などで相互に不可欠なパートナーとしての結び付きを強めてきた。印刷は典型的な内需型産業のひとつであるが、言語的・時間的障壁の少ない工程を選んで海外を生産基地として使う形で国際化が進んできた。
製造業が海外に成長を求める動きは一般化したが、印刷産業でも海外市場進出を視野に入れた動きが散見され始めた。中国を初めとした海外の印刷市場や印刷の国際展開に関する現状や見通し、取り組み、経験談、機会やリスク、ポイントなどについて聞き、印刷ビジネスの国際的な可能性について考える。
2009年06月12日(金) 13:30-17:20(受付は13:00より)
40名
13:30-14:10 「中国における印刷サービス市場の動向」
14:20-15:00 「印刷産業のグローバル化への課題」
15:10-15:50 「印刷会社の海外進出事例」
16:00-16:40 「中国アウトソーシングのポイント」
16:50-17:20 「ディスカッション」
13:30-14:10 「中国における印刷サービス市場の動向」
(株)野村総合研究所 上級コンサルタント 横井正紀 氏
略歴:1985年筑波大学基礎工学類を卒業。情報通信分野における技術動向分析と事業化支援、ならびに事業戦略立案に関するリサーチ&コンサルティングに従事。専門はネットワーク技術、ITアウトソーシングビジネス、中国およびアジアの情報産業分析など。東京都出身。
14:20-15:00 「印刷産業のグローバル化への課題」
凸版印刷(株) 国際事業部マーケティング部長 大竹 裕之 氏
略歴:1962年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業後、1985年4月凸版印刷株式会社に入社。商印事業本部にて主に事業戦略立案、企業のマーケティング・コミュニケーション企画開発業務に従事。2006年4月より国際本部に異動。現在は2009年1月より新設の国際事業部で国際マーケティング戦略を担当。
15:10-15:50 「印刷会社の海外進出事例」
木野瀬印刷(株) 代表取締役社長 木野瀬吉孝 氏
略歴:1974年早稲田大学法学部卒業後、日本紙パルプ商事(株)に入社。1979年木野瀬印刷(株)入社、1985年同社社長に就任、現在に至る。2008年まで全印工連業態変革推進企画室委員。現在は愛知県印刷工業組合副理事長。
16:00-16:40 「中国アウトソーシングのポイント」
ブランド電子(株) 代表取締役社長 何徳倫 氏
略歴:北京郵電大学卒。同大学の講師、中国の郵電部門勤務、日本留学、日本国籍取得、日本での会社経営等を経験。2001年、中国北京郵電大学の出資による新会社の社長に就任。2004年博倫徳電子有限公司を設立、社長に就任。著書に「中国のインターネット案内(1998)」、「大連は燃えている(2005)」等。
16:50-17:20 「ディスカッション」
モデレータ (社)日本印刷技術協会 研究調査部長 郡司秀明
<会場>
東京会場
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
JAGAT会員・一般 15,750円
<要項>
【Webからのお申込み】
一般/JAGAT会員用:こちらのフォーム からお申込みください。
【FAXでのお申込み】
こちらの申込書を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しておりますメンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
■問い合わせ先
内容に関して
プリンティング・マーケティング研究会担当 電話:03-3384-3411(直通)
お申し込み及びお支払に関して
サービスサポートセンター 電話:03-5385-7185(直通)