JAGAT Japan Association of Graphic arts Technology


本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

一歩先を見据えて 時代を切り開く人材

掲載日: 2009年07月22日

経済は八方ふさがり。従来のやり方は変えなければならない。今こそ時代を切り開く役割が求められている。エキスパート受験申請締切迫る。

リーマンショック以降の景気後退は、一部の産業では調整が進んで、底を打ったともいわれるが、全然トンネルの出口が見えない業種も多い。これから本格的にリストラクチャが始まる分野もあるであろう。そんな中でグラフィックアーツも分野による温度差が広がりつつある。今日ホームページは盛んに制作されていて、専門学校でWebを学ぶと求人率は高かったが、単なるWeb制作では派遣のような仕事になってしまうとか、DTPに関しては一般企業内で再び内製化する動きもあって、関連機材が売れるようなことも起こっている。

仕事の浮沈は経済の波にしたがって上下を繰り返すようにも見えるが、実は波の上下変動は全く同じことが起こっているのではなく、変動の際にある部分は消えてなくなったり、また別の価値を生む部分が追加され、A→A'→A''というように変節をしていく。この微妙な変化の積み重ねが何回かあると、すっかり仕事の様相が変わったように見えるのである。別の言い方をすると、ある時突然に仕事のやり方を変えるというのは無理で、日常徐々に変化させていくことで新たな時代が切り開けるのである。

JAGATの資格試験のエキスパート制度というのは、そういった仕事の新しいやり方のリーダを養成する目的であるので、部分的な仕事のノウハウを問うようなものではない。エキスパート試験の中で問うているような内容は、毎年のようにある変動の先にどのような時代が想定されるのか、をつかんでいただくために考えられている。だから日常の仕事における問題意識を、次の時代の肥やしにするために、エキスパートのカリキュラムと照らし合わせることをしていただくとよい。

クロスメディアエキスパートのキャリアパス

今まさに我々の仕事はいろんな問題だらけである。そこには過去から引きずるものもあれば、今の時期だけのもの、これから重要になるものなどさまざまである。これらをうまくあしらっていくためにも、仕事を取り巻く環境の一歩先の姿を見据えることが大切である。おそらく皆さんが悩んできた問題意識こそが先の姿を考えるきっかけになるのであって、そのような問題意識がない人がいくらエキスパートのカリキュラムを見たところで、参考になることはないだろうし、試験問題もピンとこないかもしれない。

つまり「今までの仕事のやり方ではダメになるだろう」と直感している方は、その直感をこれから自分が取り組むべき具体的な項目に置き換えるために、エキスパート試験で問題意識の検証してみたらいかがだろうか。エキスパート試験の範囲は非常に広いといわれているが、それは一歩先の「仕事の常識」であるからであり、そのベースは今もつべき問題意識の範囲であるともいえる。仕事の思い悩みをベースに試験を解くと考えてもよい。

DTPに関してはインターネット時代の印刷物制作というテーマのもとに、効率的かつ新たな価値を生むことを目指している方にとって、またクロスメディアに関しては制作ディレクターを出発点に、顧客のビジネスにデジタルメディアを活用するナビゲータを目指している方にとっては、このエキスパート試験によって各人の持てる力が鮮明になり、かつ有効に引き出すことができるようになります。それは合格者の声にも毎回反映されていることです。

この夏に、自分の可能性にチャレンジしてみましょう! Webでの受験申請は7月いっぱいまで行っています。

関連情報

個人-Web受験申請 (クロスメディアエキスパート試験)

(C) Japan Association of Graphic Arts Technology