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景気後退で創刊紙誌数は減ったが、メディアとしての市民権は確立され官民協働のフリーペーパーも現れた。財政難の中で広報活動の充実や地域活性化に悩む自治体にフリーペーパーができる役割とは。最新動向と自治体広報との連携事例について聞く。
一時期の加熱感を感じられるほどの創刊ラッシュはピークを超えたが、金融危機の2008年もフリーペーパーの広告費は3.8%減の3,545億円と(電通 2008年日本の広告費)、一定の需要があった。広告費全体は4.7%減だったので、他の媒体と較べた落ち込みは浅かったとも言える。前半では、このようなフリーペーパー市場の概況について、日本生活情報紙協会の久保氏に聞く。
「ハマジン」 は、2007年に横浜市とサンケイリビング社の官民協働で創刊 された。創刊当初は季刊だったが、現在は隔月刊になっている。財政難で広報活動や地域活性化に経済合理性を求める自治体が増える中、横浜市はフリーペーパーによって経済合理性と広報活動拡充の両立を目指したようだ。後半はハマジン編集長の川戸氏に、協働の経緯や公共性ある媒体の広告のあり方、自治体広報の可能性などについて聞く。
2009年08月28日(金) 14:00-16:00(受付は13:30より)
40名
14:00-15:00 「フリーペーパーの最新動向」
日本生活情報紙協会 事務局長 久保まり子 氏
久保氏略歴:青森市出身。昭和52年、お茶の水女子大学卒業。同54年サンケイリビング新聞社入社。地区本部編集長を経て平成4年編集部長、同6年リビング生活研究所主任研究員。平成10年日本生活情報紙協会(JAFNA)事務局へ、同17年事務局次長、同18年事務局長、現在に至る。
15:00-16:00「フリーペーパーと自治体広報の連携」~横浜市とハマジンの事例から~
サンケイリビング新聞社 横浜編集部 部長 編集長 川戸眞澄 氏
川戸氏略歴:早稲田大学教育学部卒。81年入社。湘南リビング、シティリビング(東京)、横浜リビングなどの編集長を務め、その間、シティリビング(横浜)、田園都市リビングの創刊業務に携わる。編成部長、東京編集部長を経て、07年12月から現職。「横浜市都市ブランド研究会」委員ほか。
<会場>
東京会場
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
大阪会場
大阪印刷会館 セミナー室
(〒534-0027 大阪市都島区中野町4-4-2)
<参加費>
JAGAT会員・一般 15,750円
<要項>
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■参加費振込先
参加費は、下記口座にミーティング開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
■問い合わせ先
内容に関して
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お申し込み及びお支払に関して
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