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日本空港ビルデングは2009年10月7日、羽田空港でエリア限定型ワンセグおよびマルチメディア放送技術の実証実験を実施すると発表した。実施場所は第1 旅客ターミナル マーケットプレイス2階中央特設ブース、デモンストレーション時間は10月21日~11月18日隔週水曜日10:00-16:00。
マルチメディアサービスとは、2011年のアナログテレビ停波後の周波数を利用して提供する、携帯型端末での利用を想定した、放送と通信のそれぞれの特徴を融合した新たな放送メディアサービス。(参考:マルチメディア放送とは )
同実験は、総務省が創設した「ユビキタス特区」事業の一環としておこなうもので、空港や駅を利用する旅行者等を対象に空港案内、フライトインフォメーション、観光情報などを配信する。マルチメディアサービスは実験用特殊受信端末機のみで受信可能なため特設デモブースで専用端末を貸し出す。
京浜急行電鉄が鉄道関連の開発実証企画、エリアポータルがエリアワンセグ放送技術の開発実証、エヌ・ティ・ティ ピー・シーコミュニケーションズがワンセグ放送技術と連携したコンテンツ管理・配信システムの開発実証を担当する。