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日販は10月19日、ニッセンと共同で書店店頭にデジタルサイネージを設置、メディアとして展開する「ほんやチャンネル」を実験的にスタートさせると発表した。まず10月下旬~1月下旬、50店で実施する。ネットワーク化されたデジタルサイネージの書店設置は初のケース。
「ほんやチャンネル」は、書店店頭や屋外での告知を効果的におこなうことで書店の来客数アップと売上拡大を図るもので、雑誌を中心に、書籍・コミック・DVD・CDなど書店で取り扱う商品の広告、店舗で行うフェアやイベント情報、週間ランキングや天気予報等を配信、放映していく。
デジタルサイネージは東和メックス社製のデジタルサイネージBRIDを採用。使用するソフトとポストサイネージ(FeliCaタッチ等のサービス)はストリートメディア社が開発したものを利用する。
日販は、書店の窓口として出版社と連携した各種拡販キャンペーンの立案等もおこなっていく。ニッセンはサイネージにタッチした顧客のターゲットをセグメント化し、ニッセンからのメルマガの発行等、同社のマーケティングとの連動を行っていく予定。