「牛乳に相談だ。」キャンペーンにおけるクロスメディア・コミュニケーション［Xover Night #6］ －牛乳消費拡大事業の展開と成果―

牛乳消費拡大事業の取組みについて、キャンペーンの経緯や企業コラボの実例、今後の展開などをお話いただく。 【クロスメディア研究会 Xover Night #6】

 

通常の拡大ミーティングやTechセミナーとは違う切り口で、キャンペーンの仕掛けや新サービスリリース、Webにおける戦略など、企業の販促事例・クロスメディア事例を中心にお送りするXover Night（クロスオーバー・ナイト）。今年最後の第6弾は、メディアの使い分けによって効果をあげている事例として「牛乳に相談だ。」キャンペーンを取り上げます。

 

今回お迎えするのは、社団法人中央酪農会議　事務局長　前田浩史氏。

「牛乳に相談だ。」というフレーズを知っている方も多いと思いますが、これは、2005年から始まった牛乳消費拡大事業「牛乳に相談だ。」キャンペーンの一環として展開しているCMのひとつ。

中高生をはじめとした若者層をターゲットにWebサイトや交通広告、店頭POPなど、さまざまなメディアで露出しています。

さらに牧場見学やツールサンプリングなど地域密着型イベントとの連携を継続的におこなっているほか、2008年度からは森永製菓やミツカンなど牛乳以外の食品メーカーとのコラボキャンペーンも展開しており、大きな効果をあげています。

今回は、5年目に入った「牛乳に相談だ。」キャンペーンの取組みについて、これまでの経緯や苦労した点、今後の展開などについてお話を伺います。

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メディアを活用し高いキャンペーン効果をあげる

＜講師＞

社団法人　中央酪農会議 事務局長
前田　浩史氏
5年目を迎えた『牛乳に相談だ。』キャンペーンを始め、酪農業界における各種コミュニケーション活動の統合的なマーケティング施策を手掛ける。主な著書として、『酪農生産の基礎構造』（共著）[農林統計協会1995年]、『先進国の生乳生産調整計画』（共著）[酪農総合研究所1995年]、『フードシステムの展開と政策の役割』フードシステム学全集第7巻（共著）[農林統計協会2003年]ほか。

【今回お話いただく内容】

1. キャンペーンの基本設計　
   中学生ターゲットのコミュニケーション構造
2. ターゲットのマインドシェアを獲得するステージ　
   ～０５～０６年度－多様なコミュニケーションチャネルの開発－～
3. 意識変容から行動変容へ実需に繋げるステージ　
   ～ ０７年度－サブターゲットを意識したコミュニケーションの複合化～
4. キャンペーンブランドを生かす企業コラボの実現へ　
   ～ ０８～０９年度－キャンペーン連動型クロスMD－～