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DNP:非接触ICカードを利用したスタンプラリーシステム開発

掲載日: 2009年11月12日

大日本印刷は11月11日、従来のスタンプ帳に非接触ICカードの機能を組み合わせたスタンプラリーシステム「PiPitSTAMP(ピピットスタンプ)」の販売を開始した。

同システムは、スタンプを押すと同時にスタンプ内のICカードリーダーライターが、スタンプ帳に挿入された非接触ICカードの固体番号(ID情報)を読み出して、押印日時、場所等を履歴データとしてカード内ないしICカードリーダーライターに記録する仕組み。既存の会員証などの非接触ICカードを流用することも可能で、FeliCaとMIFAREが対応している。

テーマパーク、イベント会場の回遊や観光地の周遊、店舗への再来店などの促進を目的としており、履歴データを活用したプレゼント抽選への応募、スタンプを押した経路の表示のほか、読み取り音や光を出す、モニターを接続して映像を表示するといった機能を提供する。

同社では、2011年度までにシステムおよび関連制作物などで20億円の売上を見込む。

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