JAGAT Japan Association of Graphic arts Technology


本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

iPad、Kindle、EPUB…電子出版にまつわるフォーマット議論の先に何があるか Kixプレセミナー2 プロセスのデザイン、制度のデザイン、組織のデザインの考察

CM No. 101530247

10年後のメディアビジネスを構築するためのKixセミナーシリーズ。

20100625_kix_img.jpgPhoto by Jane Rahman on Flickr

 

※「単なる移植ではない、新しいPublishingは構築可能か」からタイトルを変更しました

既存メディアが機能不全に陥っているにもかかわらず、新しいメディアは詰まるところ「エンタメ産業」でしかないという現状の中で、技術・経営・デザイン等の観点から、次世代(具体的には約10年後)のメディアはいかに設計されていくべきかを探ります。「次世代のメディアデザイン(2010.02.03@PAGE2010) 」に続く、10年後のメディアビジネスを構築するためのKixセミナーシリーズ。

※プレセミナー1「電子出版の状況整理と無料経済の関係~黒船『電子書籍ビジネス』に対するメディア再構築を考察する~ 」は終了しました。要約のダウンロードはこちらから 。


iPad登場により、国内の電子出版や電子書籍のビジネスに大きな変容が到来しています。効率的な電子化や配信手法、また再販制度に関する議論が活発に行われていますが、ユーザ視点を重視したビジネスモデル構築についての考察は少ないと言わざるを得ません。単なる電子化の対応に追われるのではなくビジネス機会を捉える考察が必要です。前回のKixプレセミナー(5/21)にて電子出版の状況整理を行いましたが、フェーズ1(コンテンツの電子化による単なる対応)と2(新事業開発)にわけた場合ほとんどがフェーズ1で止まっていることと、ここ最近の電子書籍電子出版トレンドの潮流はフェーズ1でしかない、という議論が進められました。フェーズ2(新事業開発)は既存の出版を否定するものではありません。フェーズ1を見直す内容で、ユーザ視点としてのサービスのあるべき姿、クラウドの持つ可能性の検証とともに6/18に第2弾のプレセミナーを開催いたします。
「将来のpublishingはアプリケーションである」をキーワードに、なぜこの結論が導かれるのかを考察します。7月に予定のプレセミナー第3弾ではソーシャルについての考察も行い、ビジネスモデルの構築を検討している方は併せて受講をお薦めします。


↓↓↓こんな方にお薦め↓↓↓
・クラウド、ソーシャル時代にどうあるべきか迷っている。
・電子書籍ビジネスにチャンスを感じて浮き足立っている。
・既存のメディア産業と日本の行く末を心配している。
・ビジネス機会を探して、一旗あげたいと思っている。

 

※終了時間後も質疑応答などで延長する可能性がございます



開催日程・開催時間

2010年06月25日(金) 14:00-17:00(受付開始:13:30より)

詳細

講師

20100625_endo.jpg遠藤諭氏
株式会社アスキー・メディアワークス アスキー総合研究所 所長

1956年長岡市生まれ。85年アスキー入社、91年より『月刊アスキー』編集長、2008年4月より現職。1995年6月には最初期のネット上のニュースメディアといえる「Weekly ASCII on Internet」(ASCII24開始時に発展解消)、1996年に複数社の辞書を集めた『辞典盤』に、担当または編集長の立場でかかわった。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーや一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムのモバイルプロダクト・アワードなどのコンテストの委員、審査員も務める。著書に『遠藤諭の電脳術』、『ジェネラルパーパス・テクノロジー』(野口悠紀雄氏との共著)、『日本人がコンピュータを作った!』(いずれもアスキー、またはアスキーメディアワークス刊)など。
アスキー総合研究所は、 角川グループの出版社である株式会社アスキー・メディアワークスのリサーチ部門で、デジタルとコンテンツに関する領域で、調査・分析・コンサルを事業化している。2010年3月より、ネット時代に即した1万人規模調査である「MCS(メディア&コンテンツサーベイ)」を提供している。

アスキー総合研究所
http://research.ascii.jp/
メディア&コンテンツ・サーベイ
http://research.ascii.jp/consumer/contentsconsumer/
 


20100625_izumi.jpg和泉憲明氏
(独)産業技術総合研究所 社会知能技術研究ラボ・主任研究員

1969年生まれ。知識基盤の研究に従事。特に、大規模情報システムの開発プロジェクトにおける知識の獲得や運用をフィールドワークとして、知識経営やサービスサイエンスなどの観点から,コンテンツや知識の社会的循環モデルに関して取り組んでいる。静岡大学情報学部、(独)産業技術総合研究所・サイバーアシスト研究センター、サービス工学研究センターを経て、現在、社会知能技術研究ラボに所属。博士(工学)(慶應義塾大学)



20100625_kawazoe.jpg川添歩氏
ソシオメディア株式会社 シニアコンサルタント
1961年生まれ。
ユーザビリティコンサルタント、UIデザイナーとして、Webサービスやアプリケーションソフトウェアの評価・企画・編集・設計を行っている。
技術評論社にて月刊誌『MacJapan』編集長、書籍部編集長を経て、95年2月にWebのデザインを専門として独立、06年よりソシオメディア。立正大学文学部非常勤講師。

ソシオメディア株式会社
http://www.sociomedia.co.jp/




page2010_masui.jpg増井俊之氏
慶應義塾大学 環境情報学部教授

1959年生まれ。ユーザインタフェース研究。POBox、QuickML、本棚.orgなどのシステムを開発。ソニーコンピュータサイエンス研究所、産業技術総合研究所、Apple Inc.など勤務を経て現在慶應義塾大学教授。著書に『インターフェイスの街角』などがある。

http://pitecan.com/





page2010_takeda.jpg竹田茂氏
スタイル株式会社 代表取締役
アジャイルメディアネットワーク株式会社 取締役(非常勤)
株式会社ワイアードビジョン 代表取締役

1960年生まれ。日経BP社でのインターネット事業開発(インターネット企画部、インターネット事業開発室、ブロードバンドビジネスラボ、先端技術情報センター等の部長職を歴任)経験を活かし、2004年にスタイル株式会社を設立、メディア系企業を中心としたWeb コンサルティングと事業開発支援を手がける。同時に、2007年2月、優れたブログをネットワークするアジャイルメディアネットワーク株式会社の設立に参画(現在は非常勤取締役)、また同年4月に、NTTレゾナントが運営していた「Hotwired」の後継媒体「WiredVision」を発行する株式会社ワイアードビジョンを設立、代表取締役CEOに就任。
早稲田大学大学院国際情報通信研究科非常勤講師(1997~2003年)、ウエブデザインアワード1999審査員、編著:『ネットコミュニティビジネス入門』(日経BP、2003年)、日本印刷技術協会、日本PR協会、XMLコンソーシアムその他にて講演実績多数。

WiredVision
WirelessWire






今回参加される場合もされない場合も、下記メールマガジンにご登録いただいた方には講演の要約テキストをプレゼントいたします。それ以外にも、Kixに関連した情報をお届けいたします。
※プレセミナー1で同様に申請フォームにご入力いただいている方は、申請の必要はございません。

申込要項

<会場>

社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)


<参加費>

10,000円(税込)
※定員50名・事前申込制


<要項>

※お申込は、JAGAT Web会員の登録が必要です(無料)
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参加申し込みはこちら(ショッピングカートへ移動します)
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[FAXよりお申込]
申込書 に必要事項をご記入のうえFAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。

■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。 なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。

  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

■問い合わせ先
内容に関して
研究調査部 クロスメディア研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
サービスサポートセンター   電話:03-5385-7185(直通)

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