JAGAT Japan Association of Graphic arts Technology


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プリンティング・マーケティング研究会11月のセミナー

電子書籍で出版業界はどう変わる

101101PM No. 101540155-225

電子化の影響で出版業界の枠組みが大きく変わりそうだ。出版コンテンツに関して海外提携、国際化の動きも散見される。出版業界の変革に対応するために変化の状況とその背景を知り、そして開ける未来について、業界視点と制作視点から考える。

2010年、出版業界は“電子書籍“の話題で持ちきりになった。当初は”黒船“扱いだったが、実用化へ議論やルール整備が進み始めた。出版市場、流通構造、利益分配、権利関係等はどのように変わるだろうか。前半では出版業界に精通する第一人者から、2011年以降に向けた状況と背景の解説を聞く。

出版市場は1996年をピークに長期縮小を続けてきた。出版不況というより構造不況の様相だが、出版コンテンツの価値が低下してきたわけではない。電子出版によって構造不況は打開される可能性もある。何が変わり、どのように対応すべきか。後半は事例や制作面から出版業界に開けている未来を探る。

 

開催日程・開催時間

2010年11月01日(月) 14:00-16:00(受付は13:30より)

定員

40名

詳細

(1)14:00-15:00 講演1「変わる出版業界地図の最新動向」

(2)15:00-16:00 講演2「いま電子出版で知っておきたいこと」

(1)14:00-15:00「変わる出版業界地図の最新動向」

1.電子書籍ブームの理由
2.顕在化した利害確執と調整の動き
3.電子出版を考えるポイント
4.”日販ショック”の意味
5.競争の激化と対応策

文化通信社  取締役編集長 星野 渉 氏
 

星野氏略歴:日本出版学会理事・事務局長。出版流通、再販制度問題、電子出版、流通EDIなど、出版産業の変化を精力的に取材し続けている。共著に『オンライン書店の可能性を探る』、『出版メディア入門』、『読書と図書館』など、執筆・講演多数。メディア産業の総合専門紙として定評のある『文化通信』の編集長。

 

(2)15:00-16:00 「いま電子出版で知っておきたいこと」

1.出版業界の現状
2.電子出版によって何が変わるのか
3.データフォーマット、テクノロジー、制作ツールの最新動向、ほか

  (株)毎日コミュニケーションズ
『+DESIGNING 』編集長、『ebookジャーナル 』編集長 小木昌樹 氏
 

小木氏略歴 :1962年東京生まれ。美術系出版社で書道雑誌の編集に携わった後、(株)ワークスコーポレーションで『DTPWORLD』編集長を務める。2006年に(株)毎日コミュニケーションズで『+DESIGNING』を創刊し、2010年に11月に電子出版ビジネスの実験誌『eBookジャーナル』を創刊予定。両誌の編集長を兼任。

申込要項

<会場>

東京会場
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)


<参加費>

JAGAT会員・一般 15,750円


<要項>

【Webからのお申込み】
一般/JAGAT会員用: こちらのフォーム からお申込みください。

【FAXでのお申込み】
こちらの申込書を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しております
メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。

■参加費振込先
参加費は、下記口座にセミナー開催日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。
代わりの方のご出席をお願いします。

  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

■問い合わせ先
内容に関して
プリンティング・マーケティング研究会担当   電話:03-3384-3113(直通)

お申し込み及びお支払に関して
管理部 販売管理  電話:03-5385-7185(直通)

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