本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
電子化の影響で出版業界の枠組みが大きく変わりそうだ。出版コンテンツに関して海外提携、国際化の動きも散見される。出版業界の変革に対応するために変化の状況とその背景を知り、そして開ける未来について、業界視点と制作視点から考える。
2010年、出版業界は“電子書籍“の話題で持ちきりになった。当初は”黒船“扱いだったが、実用化へ議論やルール整備が進み始めた。出版市場、流通構造、利益分配、権利関係等はどのように変わるだろうか。前半では出版業界に精通する第一人者から、2011年以降に向けた状況と背景の解説を聞く。
出版市場は1996年をピークに長期縮小を続けてきた。出版不況というより構造不況の様相だが、出版コンテンツの価値が低下してきたわけではない。電子出版によって構造不況は打開される可能性もある。何が変わり、どのように対応すべきか。後半は事例や制作面から出版業界に開けている未来を探る。
2010年11月01日(月) 14:00-16:00(受付は13:30より)
40名
(1)14:00-15:00 講演1「変わる出版業界地図の最新動向」
(2)15:00-16:00 講演2「いま電子出版で知っておきたいこと」
(1)14:00-15:00「変わる出版業界地図の最新動向」
1.電子書籍ブームの理由
2.顕在化した利害確執と調整の動き
3.電子出版を考えるポイント
4.”日販ショック”の意味
5.競争の激化と対応策
星野氏略歴:日本出版学会理事・事務局長。出版流通、再販制度問題、電子出版、流通EDIなど、出版産業の変化を精力的に取材し続けている。共著に『オンライン書店の可能性を探る』、『出版メディア入門』、『読書と図書館』など、執筆・講演多数。メディア産業の総合専門紙として定評のある『文化通信』の編集長。
(2)15:00-16:00 「いま電子出版で知っておきたいこと」
1.出版業界の現状
2.電子出版によって何が変わるのか
3.データフォーマット、テクノロジー、制作ツールの最新動向、ほか
小木氏略歴 :1962年東京生まれ。美術系出版社で書道雑誌の編集に携わった後、(株)ワークスコーポレーションで『DTPWORLD』編集長を務める。2006年に(株)毎日コミュニケーションズで『+DESIGNING』を創刊し、2010年に11月に電子出版ビジネスの実験誌『eBookジャーナル』を創刊予定。両誌の編集長を兼任。
<会場>
東京会場
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
JAGAT会員・一般 15,750円
<要項>
【Webからのお申込み】
一般/JAGAT会員用: こちらのフォーム からお申込みください。
【FAXでのお申込み】
こちらの申込書を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しております
メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座にセミナー開催日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
■問い合わせ先
内容に関して
プリンティング・マーケティング研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 販売管理 電話:03-5385-7185(直通)