JAGAT Japan Association of Graphic arts Technology


本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

面測色システム「カラーブレイン」による印刷の色管理 XYZカメラを活用した画期的な印刷色管理

XYZカメラを組み込んだ面測色システム「カラーブレイン」の機能やメリットについて紹介する。

XYZカメラとは、デジタルカメラの光学フィルターにCIE XYZ等色関数と等価となるようなフィルターを実装することにより、人間の視覚の全色域を記録することができるカメラである。人間の眼が認識できる色域は、馬蹄形の図でおなじみのCIExy色度図で表現されることが多い。AdobeRGBやsRGBのカラースペースは馬蹄形のなかにすっぽりと入り、色域外の色は三角形の内部に追い込まれる形となる。CMSの利用により見た目を合わせたとしても正確な色情報は失われてしまう。

一方で、XYZカメラは馬蹄形の全域を正確に記録できるという特徴があり、美術品や工芸品のアーカイブ用途や遠隔医療などの分野での利用が期待されている。

このXYZカメラを印刷の色管理に活用しようという新たな試みがある。本ミーティングでは、XYZカメラを組み込んだ面測色システム「カラーブレイン」の機能やメリットについて紹介する。

 

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開催日程・開催時間

2011年04月14日(木) 14:00-16:00 (受付は13:30より)

詳細


構成と内容[講師や時間割はやむを得ず一部変更する場合がございます]

■オリエンテーション 「XYZカメラの仕組みとその意義」      JAGAT 研究調査部長 郡司 秀明

■XYZカメラによる色情報測定と面測色による色差管理 「カラーブレイン」

 人間の視感度をシミュレーションしたXYZフィルターの使用により、より人間の視覚に近い条件で印刷物の色 
 評価が行えることを解説。さらにシミュレーション機能などによる応用例を紹介。
株式会社プロスパークリエイティブ    代表取締役 川端 秀樹 氏
カラー&コントロールエンジニアリング カラー品質管理ソフトウエア開発  木島 明良 氏

■P-net (印刷専用高速・安全・安心コミュニティクラウド)を利用した全色域画像ネットワーク管理

  刷り見本をXYZカメラ入力でデジタル化し、クラウドサービスとして得意先に提供する仕組みの提案。
ピアコム株式会社    テクニカルマーケティング 内田 広巳 氏


申込要項

<会場>

社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)


<参加費>

JAGAT会員/一般   10,500円(税込)


<要項>

■Webからの参加申込み(ショッピングカート方式):
JAGAT会員/一般はこちら

※
Webからの参加申込には、JAGAT Web会員の登録が必要です(無料)
新規Web会員登録はこちら

■FAXからの参加申込み:
この申込書 をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(テキスト&グラフィックス研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)

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PDF版の案内
はこちらから

■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。
代わりの方のご出席をお願いします.

  • 口座名:(社)日本印刷技術協会
  • 口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

問い合わせ先

●内容に関して
(テキスト&グラフィックス研究会)TEL:03-3384-3113
●お申し込み及びお支払に関して
(サービスサポートセンター) TEL:03-5385-7185

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