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2011年は年初から、印刷業界と関連業界で有力社のM&A発表が相次いだ。不況の長期化と震災でさらに経営環境の変化が予想され、不況や後継者
難に対応するためのM&Aや、新規開拓や与信債権管理における信用情報の重要性が増しそうだ。不況を乗り切るためのM&A及び信用情報の
戦略的活用法を探る。
2011年は既に佐川印刷とJTB印刷、東京リスマチックと大熊整美堂、シイエム・シイと丸星などの有力中堅同士のM&A発表があった。メーカーではデジタル印刷機を巡ってハイデルベルグとリコーが提携するなど、業界再編とも呼べる動きが続く。印刷業界のM&Aは比較的少なかったが、状況が変わり始めている。
2009年は印刷会社の破綻が過去5年の最多を記録した。2010年は減ったが依然高水準で、大震災の影響も加わって今後の予断を許さない。不況下で必要性の高まる信用情報について、新規開拓と与信債権管理、両面での活用法を聞く。不況と震災で激変する印刷会社経営の新たな戦略オプション(選択肢)を考える。
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2011年04月27日(水) 14:00-16:00(受付は13:30より)
14:00-15:00 講演1 「印刷業界におけるM&Aの事例と活用法」
(1)M&Aによる業容拡大と地域補完
(2)業界再編下でのM&A活用
(3)M&A活用による後継者不在の解決
(4)M&Aの流れと勘所
伊奈氏略歴:大学卒業後、都市銀行、大手生保、大手証券において一貫して中小企業のソリューション業務と後継者問題にそれぞれの立場から取り組む。4年前に日本M&Aセンターに入社、昨年4月より現職。多くのM&A案件、印刷業界案件に関わる。
15:00-16:00 講演2 「新規開拓・与信債権管理に使う!信用情報の活用法」
(1)2010年度国内産業全体の倒産状況
(2)2010年度印刷産業の倒産状況
(3)2011年度の経済と印刷産業の見通し
(4)信用情報の活用法(新規開拓・与信債権管理)
奥山氏略歴:平成10年(株)東京商工リサーチ入社、東京支社にて企業調査業務に携わり、同15年東京第三支店課長、同18年営業推進本部チームリーダー。平成21年D&BTSR(株)へ出向。平成22年(株)東京商工リサーチ営業本部課長を経て、同23年より現職。
<会場>
東京会場
社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
JAGAT会員・一般 15,750円
<要項>
【Webからのお申込み】
一般/JAGAT会員用: こちらのフォーム からお申込みください。
【FAXでのお申込み】
こちらの申込書を出力して、FAX(03-3384-3216)にて申し込みください。
プリンティング・マーケティング研究会メンバーの方へは別途送付しております
メンバー用の申し込み用紙をご利用ください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座にセミナー開催日までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
■問い合わせ先
内容に関して
プリンティング・マーケティング研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 販売管理 電話:03-5385-7185(直通)