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印刷機械メンテナンスと運用の考え方

掲載日: 2011年04月16日

印刷機械についてはできるだけ長持ちさせて使うという考え方と、技術革新の対応という側面から短期間でフルに使って交換するという考え方がある。


品質の安定と生産性向上にとってメンテナンスは重要である。メンテナンスには、機械を維持し故障を起こさないために何をするか、印刷機の性能を維持するために日々の点検をどうするかという見方がある。何もしなくて故障を起こさず性能を維持できる機械はない。

メンテナンスは直接的には非生産的な時間だが間接的にはそうではない。後になって機械が故障しないで経費が安く収まるなど目に見えないメリットが出てくる。しかし、印刷現場にとっては現時点での仕事が多忙でメンテナンスの時間を十分とれていないのも現実だ。そのため故障してから修理することが多い。

印刷機械メーカーではオペレータの経験が浅くても印刷できる機械を開発・製造している。昔は手で調整していた作業がボタンを押すとモータ駆動、あるいは数値の入力通り動いて精度をだせるようになっている。しかし、外観は電子制御でタッチパネルやパソコン画面などがならんでいてもその先は鉄の塊だ。操作は自動化したが、機構的な部分はほとんど変わっていない。そのためメンテナンスは必要だ。

最近では例えば5~7年で償却が終われば買い換えるというように印刷機を消耗品と考える会社もある。一方で償却が終わってからもメンテナンスをして長く使うという考え方もある。どちらの考え方も正論だ。印刷機を消耗品と考えるか財産と考えるかは、それぞれの印刷会社の経営方針に基く。

 (教育サポート部)

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