本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。
2011年8月21日(日)に実施する第36期DTPエキスパート認証試験の新出題/変更問題項目について掲載します。
8月21日(日)に実施する第36期DTPエキスパート認証筆記試験問題の出題は、昨年12月に改訂したDTPエキスパートカリキュラム第9版が基本的にその出題範囲となります。ここでは、その第36期での新出題/変更問題項目を発表します。今回も、このカリキュラム第9版の改訂の変更・追加項目 が新出題/変更問題の基本になり第35期での新問題出題を踏まえた上での出題になります。一方、啓蒙的な知識共有・確認の意味合いでカリキュラムの範囲外の出題予定もあります。
※注意 この発表は新項目であり、新問題の発表ではありません。試験の公平性維持のため、以下の項目以上の情報提供はいたしかねますので予めご承知おき下さい。
従来から出題されている分野ではあり、全くの新項目ということではありませんが、第36期では少し視点を変えてInDesign関連での正規表現(+検索)の基礎を問う出題を予定しています。
インキ、用紙などの印刷の材料に関する出題はされていましたが、第36期では、UV印刷関連(仕組み、UVインキなど)に視点をおいた材料関連の出題を予定しています。
デジタル印刷は継続されて出題されていますが、全くの新形式ではないが基本知識を問うことをリニューアルしての出題を予定しています。
電子書籍の基本項目は、数回に渡り出題していますが、第36期ではその現状の動向を踏まえつつEPUBを含めて少し掘り下げて出題を予定しています。
カリキュラム第9版の改訂項目ベースでの新出題/変更問題は、前回の第35期の出題傾向、内容と同様に行います。また、従来問題からデザイン、組版、印刷関連の項目をリニューアルしての出題も予定しています。
※ 以上の項目がそのまま問題数と対応するわけではありません。項目によっては2つ以上の出題になる場合があります。また、新出題にともなって従来問題の入れ替え/統合/削除などが発生しますし、それ以外の従来問題についても修正を行ないます。結果的に、新出題項目を中心として全体の約20%くらいの問題が入れ替わることになります。