スマートフォン向けサイト制作のポイントと、HTML5の可能性を理解する 【クロスメディア研究会セミナー】 ～今後のトレンドの大本命「HTML5でWebアプリケーション化」について～

本セミナーではスマートフォン向けのWebサイト構築、およびHTML5によるビジネス拡大の可能性を学ぶ。

photo by Johan Larsson "Sveriges Radio Play " (Creative Commons Attribution 2.0 Generic License )

MM総研発表の、2015年度までの携帯電話およびスマートフォン市場規模の予測によれば、2011年度に出荷される携帯電話端末は約4,000万台、その半数近くがスマートフォンになるという。そして出荷台数におけるスマートフォンの比率は高まり、2015年度には70%を超えると予測している。これにあわせ契約数についてもスマートフォンが順調に数字を伸ばし、2014年度末にはフィーチャーフォン（ガラケー）の契約数をスマートフォンが超えるという。
CIAJ（情報通信ネットワーク産業協会）の調査「携帯電話の利用実態調査」によれば現在でも66.5%の人がスマートフォンに買い替えたいと答えているのである。おサイフケータイ、ワンセグといった機能もスマートフォンに搭載され、買い替えのタイミングで順次置き替わっていくのは必然といえる。
これにより、フィーチャーフォン向けのWebサイトはスマートフォンへの対応も余儀なくされる。iPhoneと異なりAndroidは端末も各種あり、画面解像度も様々である。ただPC向けサイトに準じるだけでなく、どの優先順位で情報を提供するか、サービスを提供するか、どのような見せ方が適切か、そういったコンテンツと見栄えを再構築する場面も出てくることだろう。

10月のクロスメディア研究会の定例セミナーでは、スマートフォン向けのWebサイトを構築するうえで基本的な進め方と考え方、それから最適なサイト制作のポイントについて学ぶ。あわせて、スマートフォン向けサイト制作のみならず今後のトレンドの大本命と目されるHTML5について、どんなビジネスチャンスが控えているか、どのような幅広い活用性があるかの状況を整理する。

「変わる、スマートフォン向けサイト制作の最新事情」
H2O Space.　たにぐちまこと氏

「Webかアプリか？HTML5によるビジネスチャンス」
エル・カミノ・リアル　木寺祥友氏

 

 

株式会社エイチツーオー・スペース（H2O Space.） 　代表取締役
たにぐちまこと氏

ソネットエンタテインメントでWebエンジニアを経験後、2002年に株式会社エイチツーオー・スペースを設立。Web専業の制作会社として、主にAjax等を活用したサイト構築を手がける。
主な著書に「ホームページ担当者が知らないと困るHTMLの仕組みとWeb技術の常識」（ソシム刊）や「Dreamweaver PHPスターティングガイド」（毎日コミュニケーションズ刊）など。

株式会社エル・カミノ・リアル 　代表取締役社長
木寺祥友氏

神奈川県横浜市生まれ。パソコン黎明期よりIT業界へ足を踏み入れ、1995年日本初のJavaプロジェクトにかかわり日本人としてはじめてJavaをプログラムする。Javaの生みの親であるジェームズ・ゴスリング、HotJavaを作ったアーサー・バン・ホフなどJava開発者と米国で交流を深め、サン・マイクロシステムズの協力により『Javaを創った人々』（アスキー）を執筆。
2001年、携帯電話にJavaが搭載されることを機に株式会社エル・カミノ・リアルを設立。NTTドコモ504iシリーズのiアプリ（携帯Java）のプラットフォーム作りに携わる。2006年ラスベガスにおいて米国最大の携帯電話コンファレンスCTIAで講演。
最近はスマートフォンJavaともいえるアンドロイドに注目し『アンドロイド・ジャパン ―日本企業の命運を握るプラットフォーム―』を執筆。『今すぐできるiアプリプログラミング』（インプレス）『マックユーザーのための目標ナビゲーション』（光栄）など著書多数。政府系のITコンソーシアムである、オープンガバメントクラウド・コンソーシアム顧問。Mobile Cloud Creation顧問。

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