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食材通販オイシックスのブランディングとセシールのクロスメディア戦略 【page2012】 総合・食材通販企業の最新Web活用事例

“安心・安全”な食材のネット通販を手がけるオイシックスのブランディングやコンセプト作りのほか、カタログ通販を展開しながらインターネットにも注力してきたセシールのWeb活用やソーシャルメディア展開、紙媒体との連動施策などを紹介する。

開催日程・開催時間

2012年02月10日(金) 12:30-14:30

詳細

「食べる人 作る人 つなぐ私たち~“アナログ感”で訴求するネット通販~」

有機野菜、無添加加工食品などを販売する国内最大級の食品販売サイト「Oisix(おいしっくす)」では、Webとリアルの連携による顧客活性化施策をおこなっている。

ネット専業企業ながら2010年11月には恵比寿三越に実店舗をオープン、ネット上の利用者を店舗へ送客する手段としてクーポンやメルマガを活用するほか、ネットで食品を購入することにためらいがあるユーザーが店舗で直接商品を手に取り試食もできるようにしている。またiPadを店舗に導入し、商品の説明やユーチューブに投稿されたレシピ動画を紹介するなどしている。

同社では、「楽しい食卓」の工夫・演出を重視し、あえてアナログ感を押し出した施策を進めているのも特徴であるる。生産者の取材記事を載せたペーパーや各種レシピ、ダイレクトメールなど印刷物を通じた情報提供に注力するとともに、購入者に感動してもらえるようなさまざまなメッセージを発信している。

「セシールのWeb戦略~カタログと連動した若年層向けサイトの成功事例~」

新規顧客開拓を目指し立ち上げた若年層向けファッションブランド「アニタ・アレンバーグ」は、Webサイト先行でスタートしその後カタログを発行。両媒体のクロスメディア展開に取り組むことで、「1+1=2」を超えた相乗効果を生み出している。

通信販売事業でのファストファッションを目指してスタートした同ブランドでは、シーズンごとに新作発表会を開催するなど、一般的な通販とは異なる手法を展開している。その仕掛人であるネット部門責任者の島元氏が、カタログ連動の施策やアフィリエイトの取り組みなど成功への道筋を語る。

★関連記事:Webを強化し新たな購買創獲得を目指すセシールの新ブランド戦略


スピーカー:大熊 拓夢   オイシックス(株) 広報室 グループリーダー
2008年に産業能率大学を卒業し、同年に「一般のご家庭での豊かな食生活の実現」を企業理念とするオイシックスに入社。社長室に配属され、EC事業部のリピートマーケティングを担当する。2008年には広報室へ異動となり、グループリーダーとして、パブリシティを中心にテレビ、新聞、雑誌などの取材対応を行う。
スピーカー:島元 大輔   (株)セシール 常務執行役員 ネットマーケティング本部長
京都府出身。大阪のWeb制作会社でWebディレクターとして活躍後、(株)キノトロープを経て(株)ライブドアに入社。在籍期間中に、数多くの企業Webサイト構築プロジェクトのディレクション業務にかかわる。2006年にはセシールに入社し、執行役員・ネットマーケティング本部長としてネットマーケティング部門を統括する。2009年からネット販売新規事業を担当し、「ANITA ARENBERG(アニタ アレンバーグ)」などの新ブランド立ち上げを行う。現在は再び、ネットマーケティング部門を統括している。

申込要項

<会場>

サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO ワールドインポートマート5F


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<参加費>

15,750円(事前申込・複数申込割引あり)


<要項>

【Webからのお申込み】
★page2012サイト よりお申込みください。※複数申込割引があります。

【FAXからのお申込み】
お申込み用紙に必要事項をご記入の上、03-3384-3216までFAXにてお送りください。

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