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この2年の「電子書籍らしさ」を再検討する【クロスメディア研究会セミナー】
photo by kodomut "Kindle 3" (Creative Commons Attribution 2.0 Generic License)
電子書籍に対する注目が高まったのは2010年のiPadの登場が一つのきっかけであったことは確かである。それから現在まで、iPadを含めスマートフォンやタブレット上で動作する「電子書籍らしい電子書籍」とはリッチでインタラクティブなもの、という捉え方をする向きもあった。ソーシャルリーディング機能も同様で、デジタルデバイスなのだから、紙ではない表現や通信機能を含めた読書、というものが模索されてきた。
一方、楽天KoboやAmazon Kindleの噂に対しての漠然とした期待感から読み取れるもの、すなわち一般読者にとっての「電子書籍」のイメージとは、書店の電子化であるということは否めない。このギャップをどのように埋められるのかというところが電子書籍文化を確立するための、挑戦するべき課題なのではないだろうか。
2012年11月のクロスメディア研究会セミナーでは、2010年に立ち上げられたダ・ヴィンチ電子書籍アワードの変遷から読み取れる電子書籍のトレンド、そして日版が注力する書店を支援する役割としてのデジタルメディア、それぞれの考え方を伺うことで、今後の電子書籍の方向性を再検討する。
株式会社メディアファクトリー
電子書籍のアドバンテージとは何か?魅力とは何か?「ダ・ヴィンチ電子書籍アワード」を設立した当時と現在で電子書籍に対する期待値がどのように変化してきているのかを概観する。
・電子書籍のトレンド
・電子書籍のものづくりと売り方の変化
・ダ・ヴィンチ電子書籍アワードのご紹介
日本出版販売株式会社
日販の考える電子書籍の在り方と、そのための活動内容について伺う。書店と紙版の書籍がクロスして盛り上がるための、アプリ活用の模索について、最新プロモーション事例を聞く。
・出版コンテンツのアプリへの再構築とは(製作アプリのご紹介)
・単体価値としてのデジタルコンテンツ、広告モデルとしてのデジタルコンテンツ
・書店集客としてのアプリの可能性
2012年11月19日(月) 14:00-16:00(受付開始:13:30より)
<会場>
公益社団法人日本印刷技術協会 3Fセミナールーム
(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
<参加費>
一般/JAGAT会員:10,500円(税込)
クロスメディア研究会会員:無料
<要項>
※お申込は、JAGAT Web会員の登録が必要です(無料)
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参加申し込み(ショッピングカートへ移動します。)
[有料]
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FAXからの参加お申込み
この申込書 をプリントして必要事項をご記入の上、FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(クロスメディア研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。 代わりの方のご出席をお願いします。
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問い合わせ先
内容に関して
研究調査部 クロスメディア研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理) 電話:03-5385-7185(直通)