JAGAT Japan Association of Graphic arts Technology


本記事は、アーカイブに保存されている過去の記事です。最新の情報は、公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)サイトをご確認ください。

「場」:CS部の取り組みと方向性について

掲載日: 2013年01月05日

JAGATの取り組みと方向性について各部門長よりご報告します。CS責任者の橋本より「場」の提供について方針を述べます。

役割とミッション

JAGATは顧客視点に立ってみれば情報提供業であり、サービス業でもあると言えますし、またそうあらねばなりません。CS部はそのサービス部門の前衛部門として、JAGAT 全体の営業機能を集約し活動します。会員を中心とした顧客に対して、JAGAT全体の相談窓口・ハブ機能たるべく、直接のコンタクトを通じた顧客ニーズの収集・把握による適切なサービスの提供と共に、事業企画へのフィードバックを行ってまいります。

事業領域と管轄事業(商品)

CS部の市場として、大きくは印刷企業とメ―カー・ベンダーの2つの領域に分けられます。各領域に専任担当を置き、顧客特性のより深い理解と顧客の抱える課題の把握に努め、市場動向に先駆け、顧客ニーズを的確に捉えた最適なサービス、ソリューションを継続的に企画提案することにより、業界全体から幅広いロイヤリティの獲得を目指します。

JAGATの全商品・資源と顧客が探し求めるものとの最適なマッチングを提供するのがCS部の役割です。具体的には、「入会促進」「広告」「page(展示会)」「個別・グループコンサルティング」「通信教育」「出版」「JAGAT大会・JUMP運営」「地方セミナー」を担当しています。営業(情報収集)と企画(新講座、新刊開発、改訂)を一元化し、各地の会員社や県工組、各団体との密接なコミュニケーションを通じ、スピーディな対応により会員企業の企業価値向上に貢献いたします。

CS部はコミュニケーションサポート部へ

印刷市場が縮小する中、JAGATでは印刷会社が進むべき方向性として、今回のpageのメインテーマにもある通り“コミュニケーション支援企業”へと事業ドメインを再定義することを提唱しております。従って今後のCS部は文字通りC(コミュニケーション)S(サポート)部として顧客に貢献していく所存です。

JUMP、地方開催セミナー、通教、コンサル、個別企業研修・教育体系などを通じた「JAGAT主要顧客づくり・関係づくり」と「地方へのJAGAT利用機会の提供」をメインコンセプトとし、顧客のコミュニケーション支援業務のお手伝いの結果として企業価値向上に貢献いたします。

page2013での展開

コミュニケーション支援企業へと転身するということは、単なる印刷物の製造請負業から脱し、結果としてクライアントの売上に貢献するということになります。CS部ではそのための手法を学び、実践するための支援を、個別・グループコンサルティングという形でお手伝いしてまいりました。

page2013では、印刷会社のコミュニケーション支援ビジネス力アップに向けて「販売促進」「ブランディング」「新サービス」「差別化戦略」という4つのテーマで、演習、エクササイズ等を含んだカンファレンス・セミナーとは違った形式で、グループコンサルのエッセンスを体験できるワークショップを設けます。

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(JAGAT CS部 部長 橋本和弥)

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