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凸版印刷、角川グループ、楽天が手掛ける電子書籍ビジネスについて話を伺い、印刷業界にとって関わることができるチャンスを探す。※事前申し込み延長中※【page2013カンファレンス基調講演】
初日の基調講演では、ライトノベルを中心に売上を伸ばしている角川グループの電子書籍ストア「BOOK☆WARKER(ブックウォーカー)」、専用端末の発売で一層のビジネス拡大を目指すBookLive(ブックライブ)、そしてKoboを販売する国内最大手のECモールである楽天をスピーカーに迎え、各社の取り組みやディスカッションを通じて2013年の電子書籍市場を予測します。
2013年02月06日(水) 10:00-12:00
電子書籍の巨人というとAmazon、Apple、Googleがまず頭に浮かぶ。Amazonは電子書籍販売の実績やKindleでお馴染みだし、 AppleはiPadやiTunes Store、そして何よりも印刷業界にはインパクトが大きかった。また、世界中の知識を全てデータベース化してしまうというGoogleには大きな畏怖を 抱いているのも印刷業界の本音だ。しかし、このような黒船が現れると、日本は信じられないような力を発揮するということは歴史が証明している。
そこで今回は日本を代表する国内電子書籍プレーヤー達がどのように考え、どのように行動していくのか?徹底検証したい。
印刷業にとって、これまで通りのビジネスだけやっていてはじり貧になることは見えている。電子書籍ビジネスの手法やそのポイントをいち早くつかみ、それを印刷ビジネスに役立たせることが急務といえる。
例えば楽天にしても、当初はITビジネスの延長で電子書籍ビジネスを考えていたのだが、結局出版ビジネスに精通している役員が包括してやることになった り、角川のBook☆Walkerのように書籍マーケットに詳しい人間が、電子書籍マーケットで精緻な情報を活用することで差別化したり、凸版のBook Liveのように紙と総合メリットを出そうとしている。
要するに電子書籍も実用段階に突入したことの証明といえる。この辺を研究し、印刷実務で差別化を図っていただきたい。
<会場>
サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO ワールドインポートマート5F
<参加費>
15,750円(事前申込・複数申込割引あり)
<要項>
【Webからのお申込み】
★page2013サイト よりお申込みください。※複数申込割引があります。
【FAXからのお申込み】
お申込み用紙に必要事項をご記入の上、03-3384-3216までFAXにてお送りください。