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デジタルサイネージというと大型画面ばかりを想像されるだろうが、石田大成社はiPadをデジタルサイネージとして利用して大きな効果を上げている。
iPadの出来が良い(特に印刷会社的な価値観から見て)のはご理解いただいていると思うが、iPadをデジタルサイネージ代わりに使用すると、そのステータスは最大限に発揮される。色が好ましいのは特筆ものだし、Retinaディスプレイの解像度は、文字品質に関して解像度が?という疑問を払拭させてしまう。
したがって保険会社や不動産などの営業マンにiPadを持たせて営業ツールにすれば、人材の凸凹を平滑化できて、営業成績等の戦略は立てやすくなる。
そしてデジタルサイネージだが、各入口にiPadを複数台並べておけば、百貨店の受付に複数人並べるより、遥かに効果が出る。ヒューマンインターフェイスが重要というなら、受付嬢は一人常駐させてiPadを10台設置しておけば、受付嬢4〜5人分くらいの働きはするだろう。
こんなシステム(特にコンテンツ)を提供しているのが石田大成社だが、コンテンツビジネスという点では、いかにも印刷会社向きといえる。そんな内容がてんこ盛りなのがpage2013カンファレンスG1「印刷会社の為のデジタルサイネージ」だ。
(JAGAT 研究調査部 部長 郡司秀明)
2月6日(水) 12:30-14:30
サンシャインコンベンションセンターTOKYO ワールドインポートマート5F
印刷会社が、デジタルサイネージを新規ビジネスとしてトライするのが、三・四年前に大流行した。そのうち挫折してしまった会社も少なくないが、立派に事業の柱に成長させた会社もたくさん存在する。
その勝ち組の代表である石田大成社をはじめ、勝ち組印刷会社に語っていただき、厳しいサイネージ販売競争で先頭集団に居残り続けているシャープと共に印刷会社にとってのサイネージビジネスを本業の紙と共に考えていきたい。